ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

消費税10%?

2006年08月01日 | ましこノート
谷垣財務大臣が消費税10%を自民党総裁選への出馬表明に
あたって打ち出した。
独走状態にある安倍官房長官に対抗する立場での違いを
明確にする為であるが政治家として一定の評価をしたい。
日本の財政再建は基本的に現状では不可能である、
税金の使い方が余りにもでたらめであり、
歳入歳出のバランスはとれない。
増税するか極端な歳出削減する事が対処療法として
とりあえずの方法だがとても追い付かないだろう。
消費税は導入当初から国民にとってアレルギーの
強い税金であり引き上げをすることも政治的に困難を伴うから
小泉首相さえも自分の在任中は消費税の引き上げをしないと
宣言している。
「税金の使い方の優先順位を決める事が政治」
だから幾ら増税しても税金の使い方を正しく効率的に
しなければ焼け石に水である。
今後消費税の引き上げを含め税金問題を徹底的に議論し
税制政策を改革していく事が最大の政治課題である。
谷垣財務大臣は一石を投じた。