MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

デカメートル

2009-06-22 00:42:42 | まるチャンの「何だ、これ!?」

06/22        デカメートル

      まるチャンの「何だ、これ!?」 (3)





     今までの『ボクの出てきた記事』一覧だよ。




 やあ、ボク、まるだよ、ワン!


 みんな元気?? ボク、とても元気だよ。




 ねえ、maru のやつが昨日クイズで、"センチ" って
書いてたでしょ?

 ボク、だから訊いたの。 「センチって、なあに?」って。


 そしたらね、

 「本当はセンチメートルのことで、1/100 メートルの長さだよ。
ミリメートルだと、1/1000 メートルだよ」って言ってたな…。



 それでね、この前 maru のやつが、火、点けようとしたの、
覚えてる? ボクのホネのガムに。



 「あのスティックは、どのぐらいなの?」って訊いたらね、

 「太さは1センチから、7ミリぐらいかな」だって。


 ボク、うんと太いのがいいんだけどな…。




 ボクね、「もっとデカいホネが欲しいよ」って、
おねだりしたの。 そしたらね、

 「そう言えば、デカメートルってのも、あるんだよ」
なんて言うんだ! なに、それ!?


 それって、嘘だよね? キロメートルっていうのは、
ボクも聞いたこと、あるけど。



 「そんなの、本当は無いんでしょ?」ってボクが言ったらね、

 「じゃあ、信じなくてもいいよ」なんて、また意地悪、
言うんだよ…。 ひどいよね、maru って……?




 それでボク、

 「もし、デカメートルっていうの、ほかに誰も使ってる人
いなかったら、大きいホネのガム、買ってくれる?」

って言ったの。 そしたらね、


 「いいよ、でも本当にあるんだ」って返事したよ。
maru のやつったら!




 ボク、参考書で調べてみたの。 そしたらね、

 「キロセンチミリは小学校で教えてくれます。」

 …だって。 ふむふむ。

 ボク、小学校、行きたいな…。




 「また、学問や工学の世界では、さらに小さい

"?m"、マイクロメートル (100万分の1 メートル)、
"nm"、ナノメートル (10億分の1 メートル)、
"pm"、ピコメートル (1兆分の1 メートル)

などが使われます。」


 へえ~、そうナノ…。



 「"ナノメートル" (nm) は、前回のクイズ解答の、一番最後に
ご覧いただいた、"スカーレット" というサイトにも出てきます。」


 あれ? この本、おかしいぞ…。 誰が書いたんだ~??


 とにかく、組み合わせて使う言葉なんだね、みんな。
センチやミリみたいに! ボク、お利口でしょ!?




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 「では、"dm"、"dam"、"hm" は何でしょう?」

 そんなの、知らないもんね?



 「ダイレクト・メール、ダチ・メール、返信メールでは
ありませんよ。」



 何だ、これ!?

 小学校って、今はこんなこと、教えるのかな?

 それにしても、これ、変な参考書だな…?? 



 「これらは順に、デシ (d、1/10) メートル、デカ (da、10)
メートル、ヘクト (h、100) メートルのことです。 もちろん
理論上のもので、日常生活では縁がありません。」

 ほーらね? あることはあるけど、使われてないんだ!
やっぱりボクの勝ちだぞ。 maru のうそつき。



 「…と申し上げると、どこかで聞き覚えがありませんか?
"dl" (デシリットル)、"ha" (ヘクタール = ヘクト + アール)
など、容積や面積を表す単位です…。」




 なんだか、だんだん難しくなってきたよ。 だからね、
これ、maru に見せたの。 そしたらね、

 「そうだよ。 小学校の担任が言ってたな。
〈君たちが "デシメートル"、"ヘクトメートル" と
言っても、別にかまわないんだよ〉って。」




 それに、もうひとつ、変なこと、言ってたよ、maru のやつ。

 "デカメロン" なんてのも、あるんだって!!

 「ボッカチョの『十日物語』のことだよ」って言ってたけど…。

 きっと、10日が食べ頃のメロンの話だな…?



 でも、メロンって、本当においしいのかな??
買ってもらったこと、ないからな、一度も。

 梅干しなら、しょっちゅうくれるけど。

 それより、大きいのかな? やっぱり。




 だからね、maru に言ったの。



 「デカメートルなんて、ほかの人は使ってないよ!

デカメロンならあるかもしれないけどね。 ボクカチヨ!!

だから、大きいホネ、買ってね?」って。




 そしたらね、

 「だって、担任の先生は、使ってもいいって言ってたもん」
って、まだ強情なの…。


 あれ、ケチだから、大きいホネ買うの、嫌なんだよ? きっと。

 別にメロンでもいいんだけどね、ボクは。




 だからボクがね、

 「じゃあ、デカメロンにしようよ。 ボク、甘いの、
大好きだもん?」って言ったの。


 そしたら、しばらく考えてからね、

 「大きいホネでよかったら、買ってあげるよ」だって!

 ワーイ、やった~!!!




 どんなのかな…? きっと、メロンよりも高くて、うんとデカい、
ホネのガムだよ!



 ひょっとすると、1デカメートルぐらいあるやつかな!?



 ♪ ボク、楽しみだな~ ♪ ♪。




世界一薄いばんそうこう」の記事、リンク切れになると
いけないから、ここにも書いとくね?

 ボクの仲間がお役に立ってるんだよ、ワン!

    



世界一薄い「ばんそうこう」=癒着防いで傷ふさぐ-早大など
        7月6日17時56分配信 時事通信

 市販のばんそうこうの10万分の1という数十ナノメートル
(ナノは10億分の1)の厚さの、世界一薄い医療用創傷被覆
シートの開発に、早稲田大などの研究チームが成功し、6日、
発表した。これまでのシートでは難しかった、肺などの柔らかい
組織でも手術後の癒着を防ぐのに役立つという。

 手術後の傷をふさぐ医療用のシートはこれまでもあったが、
血液の凝固成分(フィブリン)を「のり」にして張り付けており、
術後に不必要な部分も癒着を生じるなどの問題があった。

 早稲田大先進理工学部の武岡真司教授らの研究チームは、
カニの甲羅由来のキトサンと海草由来のアルギン酸を交互に
重ねた数十ナノメートル程度の薄い高分子シートを開発した。
柔軟性があり、表面が平滑なため、十分な強度で組織の表面
に吸着できる上、「のり」がないので他の組織に癒着する可能性
も少なくなった。

 イヌの肺を使った実験では、口径6ミリの欠損部を2センチ角の
シートでふさぐ手術に成功。呼吸で肺に掛かる圧力にも十分耐え、
実用性が証明された。