おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

携帯の惑乱作用

2014年06月13日 07時19分23秒 | 日記


県内で女子高生の殺人事件が起こった。

他県からやってきた中年の男が携帯の出会い系サイト(本人は否定しているというけどー)で知り合って携帯スマホ?で交際があったという。

新聞に毎日のように掲載されている事件は少女との不純な性関係を持った成人の男達が逮捕されるというもの。

この男は異常な性欲を持ったとんでもない奴ではある

ホテルで50台のマッサージ指圧師にイタズラいようとして逮捕されている。女だったら誰でもいいのだこのエロオヤジは

逮捕の法的な理由は淫行条例(いんこうじょうれい)で、地方自治体毎にある青少年保護育成条例の中にある、青少年(既婚者を除く18歳未満の男女)との「淫行」「みだらな性行為」「わいせつな行為」「みだらな性交」また「前項の行為(=「淫行」など)を教え・見せる行為」などを取り締まるというもの。

これも逮捕されるものは成人男子、悪者は男!

しかし見えないところに女の側の問題が必ずあると思う。

社会にはそれで飯を食っている裏社会の組織と人間達が現に存在する。

「おれおれ詐欺」なんてその氷山の一角。

そして出会い系。ここに善良なる人助けで行っているものがいるだろうか?私達は「サイト」を開設しているだけで出会った人間がどういう者達でどういう行為をしているか知らない。責任を問われてもサイト側の関係ないと突っぱねるだろう。

一方、携帯は日本人全体を覆う社会文化現象となった。車を運転しながら、自転車を操縦しながら軽業師のようにスマホを見ている若者も多い。公園で憩っている人間の何パーセントがスマホを弄っているだろうか

携帯が体の一部になってしまったかのような今の現象の中で、密かに「出会い系サイト」が人気という。昔だったら密かに試して通話上だけで済ませたものが今や実際に交際に進むという。

テレビで結婚披露宴の際に新婚夫婦に出会いは?と聞かれて「出会い系」で知り合いましたと言った場面を見たことがある。

こういう健全なケースもあるのかもしれない。

しかし、社会経験の少ない児童・生徒が興味本位でこれにタッチし、深みにはまるケースが多いようだ。新聞に掲載される例はこのこと。

携帯を若年といっても今や小学生でも所持する時代。親はねだられて購入してやるがきちんとした公衆道徳上の使用制限を教えない。

この子の学校の名前も明らかになって、校長が出てきて哀悼の意を表する発言を聞いたけれど、学校の道徳教育や生活指導の欠陥が露呈されているのにその反省が聞かれないのは教育現場で生活指導を10年やっていた者として疑義を持つ。

文明が突き進み精神(こころ)がそれに追いついていない状況が現代だ。抽象の世界よりも即物的=具象の世界が世を謳歌している。直接見る聞く触れる。文学に浸り創造の世界を遊ぶことが少なくなっている。

だから隠された陥穽を予想できない、予感できない。

女子中高生よ甘言をもって近寄ってくる男はまず「あなたの体を狙っている」と警戒せよ