おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

何事も練習、練習、練習、そして成果が・・・

2014年06月18日 07時35分30秒 | 日記
今年のタマネギ。

週に2日、村内と隣町に出かけて「古文書講座」に通っている。

もちろん指導者も違うし、メンバーも違う、テキストも違う、解読の進め方も違う。

しかし講座に臨むために必ず事前にしっかり予習をして読めない字に印をつけておく。終わったら必ず帰って読み返して読めなかった字を単語帳に書き出しておく。この単語帳がすでに5冊目になった。

暇な時にはこれを取り出して見るようにしている。まるで受験生だ

自分で古文書研究用の本も数冊買って、解読。

一度読んだからといってすんなり読める筈はないので何度もくり返し読む

自学ではどうしても刺激が少ないので講座に出て仲間と一緒に解読をしていると「競争意識」が芽生えやる気が出る

解読しても意味がわからなければ何にもならないのでたくさん先生への質問もする。

昨日、目から鱗の事があった。「江戸幕府の直轄領」を「天領」と覚え、生徒にも教えてきたのだが、実はこの言葉江戸時代には使われておらず維新後天皇制国家を樹立してその天皇料を「天領」と呼んだ。そして遡って旧幕時代にも天領をいう呼称を使うようになったという。

現在「公事方御定書」を学習していてこれが出てきた。「御料」とか「御領」という言葉でー

今日は2時から村の集まり。こちらでは最近出た「宮川文書」という神主家(阿蘇神社に関係するらしい)の文書をやっている。そして今その中の「御高札(写し)」。

どちらも9割方は読める。かなり努力の成果が上がってきたように自分でも思う。最近急に「目の前が拡がってきた」感じがする。

努力は決して裏切らないということだろう。