おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

小さな親孝行

2014年06月27日 07時14分49秒 | 日記


妻の両親は90に近い高齢だ。

週1回火曜から水曜にかけて泊り掛けで介護に通っている。

父親は近くにある施設に入所して実家には義母がひとりで生活している。

70年近くミカン作り一本で子ども4人を育ててきた。

妻は次女だが親孝行はだれにも負けない。夫の私の両親の介護もほぼ一人でやり終えて次には自分の親の介護。

ヘルパーの2級の資格もそのために取得した。

私も義母のために何かしてあげられないかと考えていたところ、新聞に○キャンの広告が大きく出ているのを見つけた。

それは日本文学の「聞いて楽しむ日本の名作 朗読CD全16巻」で市原悦子などのベテラン俳優が朗読している。

書棚には若い頃買った日本文学全集が並んでいるが、母は目が薄れているので小さい字が無理だと言うからこれがいいと買ってあげることにした。

先日現物が送ってきたのでこの火曜日、妻が母にもって行った。すると大喜びでその夜、電話が掛かってきた。

「まあいいものありがとう。今も聞いているところよ」

1時間程度のCDというから短篇小説なのだろう。しかし芥川には有名な短篇が多いので耳で文学を味わいことも楽しいのではないかと思う。一度義母から聞き終えたCDを借りてみようと思う

これをウォークマンに録音して走りながら聞けないかな?



読書は今吉川英治全集の3冊目になる「親鸞」を読んでいる。長編だが厭きない。言葉は難しいものを使っているのだが動きがあって先へ先へと急ぎページを繰る。これも作家の腕なのだろう・・・


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