わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

しんぶん赤旗・・・今日の潮流・・・人びとが互いに助け合う社会を

2018年04月01日 20時22分58秒 | 日記
 列島が桜色に染まるなかで新しい年度が始まります。入学や進級、新入社。華やぐ春の自然界とともに、人間社会も季節の変わり目です。〈四月来る十八歳の定期券〉(稲葉ちよこ)
▼環境の変化はわくわく感の一方で不安な気持ちも。これから新生活を送る人たちを社会全体で応援したいところですが、くらしの厳しさはさらに。食べ物や飲料の値上げ、医療や介護・福祉の負担増。浮き立つ心を失政がふさぎます
▼〈憂きことの なおこの上に 積もれかし 限りある身の 力ためさん〉。つらいことがこの身になおも降りかかるが、自分の持てる力の限りがんばる。そんな決意を込めた歌が本紙「読者の広場」で紹介されていました
▼この歌は江戸初期の学者、熊沢蕃山(ばんざん)の作といわれています。備前岡山藩主の池田光政に仕えた蕃山は飢民の救済に尽力。しかし大胆な改革や幕藩体制にも批判の目を向けたことから守旧派の反発をかい、晩年は不遇に。そのなかで己を奮い立たせるために詠んだ歌だと
▼壁にぶつかり落ち込んだとき、母から教えてもらったこの歌を心の支えに―。「春おくる言葉」に投稿してくれた女性がつづっていました。一人ひとりの心持ちとともに、がんばりが報われる世をつくりたい
▼蕃山は民衆の生活を保障するために仁政を施すことを求め、人びとが互いに助け合う社会を理想としました(『熊沢蕃山 その生涯と思想』)。いま多くの国民が憂いをもたらしている政治を変えようと声をあげています。春よ来いと。

大学での軍事研究反対 学術会議声明1年で集い

2018年04月01日 20時20分11秒 | 日記
 日本学術会議が過去の軍事研究禁止声明を継承するとした新声明を発表して1周年にあたって、大学での軍事研究に反対し学問の自由を考える集いが31日、東京都内の明治大学で開かれ、約170人が参加しました。主催は「軍学共同反対連絡会」。

 集会では小森田秋夫・神奈川大学教授、池内了・名古屋大学名誉教授、光本滋・北海道大学准教授が講演し、議論がかわされました。

 小森田氏は、学問の本性としての普遍性・公開性と軍事の本性としての有敵性・秘密性とは、根源的な緊張関係にあると指摘。この緊張関係を確認し、過去の軍事研究禁止の声明を発展的に継承した学術会議の新声明の意義と今後の課題について語りました。

 池内氏は、防衛省の安全保障技術研究推進制度の2018年度応募要項で、大学からの応募を増やすために、研究実施計画の提出が不要で応募しやすい研究費(タイプC)が新設されたことを報告。若手研究者を取り込むためのものだと警戒を呼びかけました。

 光本氏は、新自由主義、国家統制が強まるもとで、学問の自由と大学の自治を保障する体制について議論し、それを実現する運動が必要であるとのべました。

3月31日(土)のつぶやき

2018年04月01日 04時31分18秒 | 日記