
最近本業が比較的暇で、朝からエンジンを組んでいたりすると1機がそこそこ終わってしまう。
写真のGPXは143ccの4バルブなんだけど思いの他早く終わり、
ジェネレーターを注文するのを忘れたから現在部品待ち。
さらに中華110ccのオーバーホールもガスケット待ちで何も出来ず、
さらにもう一機ロンシン125を140cc4バルブにする依頼も、
クランクのジェネレーター側のネジがお釈迦で交換したいんだけど、
お客様から返答が未だ無くストップ状態。
つまり完全な待ち状態で何も出来ないから、
久しぶりにKLX250改Dトラッカーの整備をしてみた。

前に買っておいたDトラッカー用のスピードメーターに交換してカウルを装着し、
何年かぶりにエンジンをかけようと思ったんだが、
エンジンはかかりそうだったんだがキャブのフロート室のパッキンがお亡くなりらしくガソリンが漏れるから、
これまた何年かぶりにキャブを外してオーバーホールしてみた。
しかし最近はミニモトしか整備してこなかったから、
キャブを外すまでにタンクを取ったりスロットルケーブルを外したりと、
普通のバイクってこんなに面倒だったんだな。
昔はよくキャブをバラしたりタンクを外すとかは当たり前で、
若い頃はこれが面倒だとも思わなかったけど、
今じゃDトラッカーのキャブを外すのと横型エンジンをバラバラにするのがほぼ同じ。
ただ面倒のベクトルが変わっただけか。
カワサキのバイクはネットで部品番号が調べられるから凄く便利で、
あとは部品屋さんに電話注文で部品が来るのを待てば良いだけなんだが、
ホンダの場合はパーツリストが無いと部品が注文出来ないのが面倒。
ホンダのバイクの部品はパーツリストが置いてある部品屋さんに行き、
自分で部品番号を拾って注文するんだけど、
ホンダはカワサキのシステムを見習った方が良いね。
色々な部品を見れるから情報を自らバラしてるようなもんかもしれないけど、
部品を発注する上で1番助かるのがカワサキかな。
ちなみにKLX250で部品検索したらフロート室のパッキンは部品番号が92055-1222。
キャブ自体は京浜のCVKだから35㎜内径のなら多分品番は同じだと思う。
しかし内径が35㎜ならPWKも35ミリのラインナップがあるから、
OKOなら安いし強制開閉キャブに簡単に交換出来るね。
ただ負圧式はファジーだからこれはこれで良いキャブなんだけど。
そんな訳で長期冬眠したバイクを叩き起こそうと思っても上手くはいかないんだけど、
このバイクに乗り出したらせっかくのゴールド免許が直ぐブルーになりそうで怖い。
とりあえず今年免許更新なんだけどそれまで何も無けりゃ良いかな。
5年前は裸眼OKだったが眼鏡が無いと運転したくないからもう自信が無いわ…