今日は5速化を行ったGPXの1機目が完成した。
まぁ5速化と言っても中身を交換したから外見では4速と変わらないんだけど、
4速でほぼ最高速が出るようスプロケセッティングをしておくと、
間違ってアップしたらチェンジ出来る幻の5速ごっこを楽しめるんではと思う。
よって知らない奴とシグナルGPになり負けそうになった時に、
フッとギアチェンジすると5速に入りスピードの向こう側に行けると言う事だが、
そんな物存在しないので最高速計算機を使ってちゃんと5速でセッティングしてね。
これで中華エンジンに5速を入れたのが4機目で初めては武川さんのSストリートだったんだが、
どうやらカブ系ケース用は販売終了となったらしく、
それからキタコさんの5速タイプ3に変更したんだけど、
ミッションブローの連絡も無くちゃんと使えているんだろうなぁ、とは思う。
ちなみにキタコさんの5速はタイプ3とタイプ4があり、
3はストリート向けで4はサーキット向けとなっていて、
おそらく9割以上の方は3の方を選ぶと思うんだけど、
箱根みたいな峠でどうしても負けたくない奴がいる、みたいなシチュエーションの時は、
タイプ4でも良いんではないかと私は思う。
ちなみにタイプ3は1速ギア比が2.917で5速が1.000だから、
簡単に考えるとGPXの4速セミクロス化した物を5等分したみたいな感じだが、
タイプ4は2.615と1.136となり簡単に言うとスーパークロスだからストリートで使うとチェンジが大変忙しい。
よってタイプ4は逆に扱い難いと思われると思うが、
私もそう思うしちゃんとしたパワーがあって4速ミッションでも、
ギア比を適正化されたミッションならそっちの方がむしろ乗りやすいし扱い易いと思う。
そして今日はこのエンジンの後にまた5速化するエンジンを全バラして終わり、
明日からまた同じ仕様のエンジンを製作する予定。
なぜ5速化が続くかと言うとだ、
まとめて加工に出した方が送料が1回分で済むからなだけで、
次回からはその金額も考慮して5速化はかなり値上げか断るくらいにしないと全く合わないねぇ。
