南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

経験はいずれ自分の糧となる

2016年06月01日 21時27分08秒 | 輸入横型エンジン編
最近本業が忙しくエンジン作りやレストアが少ししか進まない。
今日も頑張ってはみたんだけど作業は地味にしか進まず、
お待ちいただいてる方が怒り出すんじゃないかとヒヤヒヤしているんだが、
手抜きするほど愚かでもないため申し訳ないです。









昨日剥離していた中華110ccなんだけど、
ウチの剥離剤でも歯が立たず最終手段でブラストをしていた。

ブラストだけなら外注に出したかったんだけど使用するメディアがアルミナしかないみたいで仕上がりが真っ白になっちゃうから、
大変だけどウチのガラスビーズで頑張ってブラストしていつものシットリ仕上げ。

しかし長年使っているブラストのケースを修理しないと空気漏れして仕方がない。
もう10年使ってるし痛んではいるから、
そろそろ新しいケースでも買おうかねぇ。










今日はさらにクランクの芯出しをしていたんだが、
1P60のクランクはジェネレーター側は綺麗な芯が出たんだけど、
クラッチ側がかなり酷く0.05ミリも振れる凄いクランクだった。

クラッチ側でもこんな酷い芯は無視出来ないんだけど、
クラッチ側だけ閉じてる不思議なクランクで、
今まではこんなクランクは見たこと無かったが、
調べてみるとこんなクランクでも芯出し出来るらしく、
説明は難しいがクランクピンが斜めに入ってるようなもんだから、
ピンが真っ直ぐ入るようにピン近くを叩くと説明してあったから、
マユツバだけど何回か試したらホントに芯出しが出来た。

まぁ芯出しの自信がついたのは良いがあまり難しい芯出しはしたくないかな。
例えばピンの圧入が片側は強く片側が弱い場合、
狙ってないピンが回ってしまっていつまでも芯が出ない、なんて事もある。
何事も経験なんだが難しいのはゴメンだ。

明日はまた本業が忙しいから仕事が終わったら夜なべして頑張らないと、
休日潰してガレージにこもるハメになる。

まぁでもそれが嫌じゃないのがまた不思議。
結局は横型エンジンを弄るのがただ好きなのかもね。


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