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南信州のりもの倶楽部♪

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中華フレームを目視点検してみる その2

2009年03月05日 20時42分01秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。仕事するフリをしてサボるのが得意な「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
サラリーマンには必須と言われるこのスキル、覚えておいて損はない。

今日も前回に引き続き中華製削り出しフレームなんですが、
まずは上の写真。
ここはエンジンの上側をマウントする部分ですね。
一見すると何事も無さそうに見えるんですが、
良く見ると… 穴の位置と大きさが微妙に違う。

この部分は溶接の後に穴を空けてると思うので、
実際エンジンに合わせてみると位置は間違ってなさそう、
と言うか車体左側の穴が右側に比べて微妙に大きく、
それによって無理矢理に位置出しをしてるように感じられました。
しかしここには大きめなワッシャーを挟んでおかないと、
ボルトとフレームを痛めそうですね。









これはフレームネック部分を上から撮影したものなのですが、
タンクを固定するための部分、名前は知らないんだけど、
こことフレームの角度が直角ではないですね。
右側が少しだけど後ろ側にずれたまま溶接されていました。

この部分にはゴムのキャップを入れてからタンクを固定するので、
乱暴に言うと少しくらいずれてても問題ないと言えばそれまでなんだけど、
こう言った細かい部分はやっぱり中華と思ってしまいますねぇ。
僕なら一旦取り外してから再度溶接し直すんだけど、
コストも限られてるはずなので仕方ないと言えばそれまでか…
それにしても大雑把。
そう言えば中国人が中華料理を作る時も調味料を細かく計量してるの見たことないな。









ここは特に問題ない場所なんだけど、取り外されてる棒状の物、
オリジナルのフレームはここも溶接されてるんだけど、
このフレームは組み立て式なのでここも外す事が出来ます。

しかし作り方はアルミパイプの両端を潰してカラーを溶接したような作りで、
僕のゴリラの足回りはモノショックだからこの部分にサスの上側がマウントされる事になりますが、
この部分に大きな力がかかると簡単に曲がってしまいそうなので、
ここは師匠に頼んで削り出しでしっかりした作りのロッドを作ってもらう予定です。

ちなみに本来の2本サスをマウントする部分も取り外す事が可能なんですが、
そっちの方はしっかりした1本の鉄の棒でした。
なのでモノショックにする場合の事はあまり考えられて無さそうですね。
オリジナルのフレームもこんな事考えて作ってないか。









ガレージが散らかってるので分かりにくいですが、
ウチにストックされてるLIFANのエンジンにフレームを乗せてみました。
マウントはネジで固定はしてないんだけど、
フレームの上側のマウントが開きすぎててガサガサ。
ここはエンジンの部分にワッシャーでもはさんですき間を無くしてから組むしかないですかねぇ。
このエンジンはマウント部が2ヶ所で吊り下げ式なので、
ここは精度を求めて作ってほしかった…

そんな訳で一通り説明してきましたが、
フレームは命を載せる部分と言っても言いすぎではないので、
安いだけと言う理由だけで買うのもどうかと思います。
が、僕はそれでも買ってしまったので次は人柱となって強度などを試してみる予定。
ポッキリ折れてしまったらその事もブログに書くつもりですが、
ホントに折れて僕が死んでしまったらブログ書けないので、
しばらく更新が無かったらフレームが折れたってことでひとつ。

それではまた見てくださいな。



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コメント (2)
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