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南信州のりもの倶楽部♪

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マサ、林道に散る 復活編 その4

2006年12月13日 20時54分35秒 | KLX250 レストア、整備編
本日の飯田は雨。風邪ひきにはツライです。

鼻詰まりのせいで昨日からいよいよ味覚が失われまして、
もう何食べても熱いか冷たいか、甘いか塩からいかの違いしか分からなくなりました。
僕の体は完璧に風邪の菌にやられちゃってます…

それに咳をすると変な色の痰が出てくる始末。
これに今流行のノロウィルスなんかにやられたら死んじゃうかもしれません。
なので今日も死なない程度に書いていきますのでご勘弁を。

で、今日の本題ですが、ちんたらと続けてきたフロント周りの分解。
今回で全てバラし終わりました。どうぞご覧下さい。


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前回まででほとんど分解し終わってますので、やっと問題の部分、トップブリッジとステムをバラします。

まずはトップブリッジですが、これはステムを左一杯に押し付けてから
ステムヘッドナットを外すだけで簡単に外れます。
が、44Nm(4.5kgf.m)と、わりと高トルクで締め付けてあるため、
注意しないとバイクがスタンドから外れて泣きを見る事になります。
僕も思いっきり緩めたらバイクがグラッときて一瞬焦りました…







お次はこのステムロックナットを外してステムを外します。

このナットはステアリングステムナットレンチと言う
何とも名前の長い特殊工具で外しますが、
そんな物無くてもマイナスドライバーを凹みに当てて
ドライバーの取っ手を手でトントンと軽く叩いてやればとっても簡単に緩みます。

ステムを下から押さえてないとこのナットを外し終わった時に
ステムが落ちてしまうので注意しましょう。
言われなくても分かってますよね。失礼しました…

関係ないですが写真の下の部分。
フレームの塗装がクラッチワイヤーとこすれて下のプラサフが見えてしまってます。
レストアの時に「コレでいっか♪」と缶スプレーで塗装してしまったためですね。
今さらですが、上からクリアでも吹いておけばよかった…と少し後悔。







これで目的のトップブリッジとステムが外れました。
ここで上下のベアリングアウターレースを点検しますが
割れも傷もなかったので今回は再利用します。








ステムが外し終わった所で僕のコレクションを紹介♪

左が今回のために買っておいたステムとトップブリッジ、
中央が今回外したステムセットとフロントフォーク。
右が前の事故の時に付いていたステムセットとフロントフォークです。

フロントフォークはどちらも曲がっておらず、仕様可能です。
こんな太い倒立フォークですのでフレームが曲がるくらいの事故でも曲がってはいません。
しっかし丈夫ですねぇ。目視やゲージを使って何回も確認しましたが、
これっぽっちも曲がってはいませんでした。

レストアの時に外したステムは事故の衝撃でハンドルロックが欠けてしまい、
さらに激しく歪んでいますので使わず保存してありました。
激しく歪んでいるとは言っても1ミリほどなのですが、修正しても使い物にはなりませんよね。
なので今回は今外したばかりのステムとトップブリッジを修正します。

「買ったばかりのステムセットは?」と思われた方、全くその通りでございます。
これは修正がうまくいかなかった時の保険です。
ホント保険は大事ですよ。今回の騒動で痛感させられました(遠い目…)



本日も体調不良のためここらで終わりにします。
次回は曲がってしまったステムとトップブリッジを修正しますよ。
どうぞお楽しみに


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コメント (3)
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