興味津々丸

日々の暮らしをそのまんま日記を書くように綴ります。

みそ壱

2009-08-16 18:29:54 | グルメ
 皆さんは、無性に○○が食べたくなることはありませんか?

 夕べから、みそラーメンが食べたくて仕様がありませんでした。仙台みそラーメンのランキングで上位をキープしている南光台の「麺屋とがし」に是非行ってみたいと思っていたので、午後からまっすぐ向かいました。午後1時を過ぎた頃で炎天下、外に10人ぐらいの行列が出来ていました。きょうは諦めました。密かに第2候補に決めていた原ノ町の「みそ壱」で食べることにしました。何とか並ばずに入ることが出来ましたが、ここも満席状態でした。らーめんのおいしい人気店はどこもいつもこうですよね。「みそ壱」は開店して5年くらいになりますかね。初めて食べたときは、新装開店の花輪が店頭にまだ飾ってあるうちでした。小田原に2号店が開店して、この夏で1周年を迎えたんだそうです。知りませんでした。
 
 野菜みそラーメン


 全部のせみそラーメン


 とにかく望みどおり、みそラーメンが食べられて満足です。

 



早朝散歩と読書

2009-08-16 08:58:55 | 散歩
 今年は、気象庁もとうとう梅雨明けを断念し、夏を迎えないままに秋が訪れようとしています。ここ2~3日からっとした暑い天気ではありますが、真夏を思わせるには至りません。朝晩は涼しくて、凌ぎ易い日が続いています。

 今朝も晴れて、さわやかで気持ちのいい朝を迎えました。5時前から目は覚めていたんですが、5時ちょうどに起きて、散歩に出かけました。雨や曇りの天気の悪い日が長く続き、休みの日の朝の日課にしていた1時間コースの散歩もかれこれ一月ほどもご無沙汰してしまいました。何故か本を一冊持っての散歩となりました。

 その本というのは、ちょうど一月ほど前、7月の17日に購入した「1Q84]村上春樹著のBook2です。Book1 Book2の2冊という長編小説です。Book1が24章、Book2が24章の計48章で構成されています。購入以来、読めない日もありましたが、1日2~4章づつ読み耽っていました。実は夕べBook2の第21章・第22章を読み、あと第23章と第24章を残すのみとなっていたんです。どうしても読みきりたくて、ストーリーを完結したくて、持って散歩に出てしまいました。

 台原森林公園は、いつも通り、ジョギングをする人、運動をしている人、お年寄りの散歩、犬に散歩をさせている人、ランニングをしている若い人、階段を上り下りしている人、お話をしている人、今朝は尺八の練習をしている人もいました。概ねいつもの人がいつものように行き交っているように見えました。きっとそうなんでしょう。

 地下鉄旭が丘駅前の広場のベンチのひとつに腰を下ろしました。背もたれに背中を付けて、反り返り、澄み渡った青空をしばらく見上げていました。実に気持ちのいい朝です。吸い込まれて、青空と緑の木々と同化して行くような気さえしていました。どのくらい時がたったのでしょう。わずかの時間だったのでしょうが、ずっとそうしていたような錯覚にとらわれるほど我を忘れていました。

 ベンチの傍らに置いた「1Q84]を手に取り、夕べ読んだところの先のページをめくりました。マンションの窓から公園を見ていた青豆が、高円寺の公園の滑り台で月を眺めている天吾を見つけ、急いで出かけようとするところでした。

 森林公園のベンチは、この続きを読むのに、最高のシチュエーションだとは思いませんか。何故かこの本を、そうして読みきりたいという衝動にかられました。それが散歩に持って出た訳です。

 時折、後ろを地下鉄が通っていきました。すれ違うときに「おはようございます」と掛け合う挨拶が聞こえていました。最後の2章を一気に読みきりました。
午前6時30分、この時間になっても、まだまだ暑さを感じない清々しい朝でした。

 きょうは、盆の16日、お盆もきょうで終わりです。暦の上ではとうに立秋を過ぎましたが、いよいよ俗世も秋を迎える頃合いとなりました。本を読み終えた充実感に浸り家路に着きました。

 さして予定のない休みの一日が始まりました。

 夕方、あるいは今晩もう一度お会いするかもしれません。お仕事の方もおられることでしょうが、それぞれの日曜日有意義にお過ごしください。それではまた…