興味津々丸

日々の暮らしをそのまんま日記を書くように綴ります。

「天地人」第8回「謙信の遺言」

2009-02-22 21:28:03 | ドラマ
謙信は、火縄銃の弱点を知っていた。信長を討つため兵を進め、加賀・手取川に陣を構え、家臣の「親方様、出陣を!」と言う声に、「戦いに勝つのは、鉄砲ではない、時じゃ!」と答え、じっと雨を待って、夜襲をかける。3万の兵に1万3千の兵で、信長軍に大勝する。しかし謙信はそれ以上追撃しなかった。

謙信の目的は、天下を取ることではなかった。何が正しいかを世に知らしめ、足利幕府を再興することであった。

己の利や欲のために、天下を取ろうとする信長とは違い、民の幸せを考える器の大きな武将だったようです。

景勝・景虎に、謙信は、この世には天下を取るより大切なことがあると義を諭す。

謙信は、兼続の蟄居(ちっきょ)を解き、兼続に、謙信自身もそうだったように、迷うことで己の義が見えてくると説き、兼続こそ自分の唯一の弟子であると告げる。盃を頂戴し、ひとすじの涙を流し、感極まる兼続はまた一回り大きくなったように見えました。
その後突然、謙信が病に倒れる。

次週は、「謙信死す」