信濃大町あなログる生活

大町に移住で「便利」より「アナログ」へ。薪切り出し、薪割り、薪ストーブ利用、圧力釜、地産地消を目指す生活の記録。

阪神淡路大震災

2015年01月17日 08時02分02秒 | 日記
20年前の今日、私はやはり風邪をひいていました。
直前の連休中、京都府のスキー技術選があって、大雪で色々無理をしたことで、
症状が悪化し、仕事を休む算段で、起きようとしていた瞬間でした。
床下から突き上げるような衝撃で、飛び起きてアパートの玄関を開けに走りました。
その後の大きな横揺れで、地震と分かりました。
しかし、その年は、留学の準備の為、TVも新聞もない環境に自分を置いていたので、
何がどうなっていたのか分かりませんでした。
翌日、仕事場へ行って、食器棚から食器が飛んだ話や、本棚の本が落ちた話などを聞き、
大きな地震だった事、神戸を中心にした直下型だったことが分かりました。

数日後、車のガソリンを入れに行った時、初めてTVの画像を見て、
神戸の惨状を初めて知ることになります。
最近、また過去の災害として、画像を見る機会がありますが、
どれも初めて見るもので、今更ながら、驚くことが多いのです。
多くの被害者を出した災害は、生き残った者が教訓として、
後世に活かしていかなければ、申し訳ないと思います。

この地震が、NK市へ引っ越した半年後。
東京へ引っ越した4日後が、東日本大震災。
そして、大町へ引っ越した半年後に、神城断層地震。
まぁ、そんな感じです。
有難いことに、地震には遭うのですが、被害に遭う事はなく、
そういう意味では、運がいいのだと思います。

1995年に生まれた赤ちゃんが、今年成人式。
生まれた年のことを、祖父母が伝えるという形で、
神戸では語り継がれているようです。
家族で一緒に、温かいご飯を食べられる、そんな事を大事にする、
そう語る若い学生を見ると、震災の経験は無駄ではない、そう思います。
私も、毎日のあれこれを、大事にしたいと、思って・・・・いるのですが、
今、深々と降っている雪を、ちょっと憎らしい気分で見ています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする