久々の更新。。。にしてはえぐい?テーマですみません。
山ウナギ・・・蝮(マムシ)のことです。
10/27の朝7時半ころ、ワンコの散歩中にばったり。
この町に住み着いて16年目、通算3匹目です。 が、12年ぶり? の遭遇でしたのでちょっとドキドキしました。
出会いの場所はこんなとこ。
地元の公園の一角に古い民家が保存されていて周囲に遊歩道があるんですが、裏庭から山の尾根筋に登る道の取っ掛かりのところにいました。
草におおわれて見えませんが写真の左端には階段があります。写真の中央部分、落ち葉が掘り返されてる所がマムシが潜んでいたところです。
体長は約45センチ。
ニホンマムシの特徴の銭型紋がくっきり。
理科の実験じゃないですが・・・。 上あごの牙が鋭い。
普段、ヘビの類を見てもいじめたりしないんですが、マムシは別!(きっぱり)
田舎育ちなもので、「マムシ=危険=即退治!」という意識が染み付いています。 実際に親戚の女性が咬まれて数日入院していたこともありましたので。
しかし、退治といってもただ殺して捨てるわけではありません。
マムシは毒蛇ですが、その威力にあやかろうというわけでしょうか、その肉や皮は薬の代わりに用いていました。
肉は炙った後乾燥保存して、風邪引いたときなどに食べる。皮も広げて干しておき、打ち身などのときは濡らして湿布代わりに貼り付ける、などです。 (マムシ酒なんてのもありますね。試したことはないですが・・・)
というわけで、昔を思いだして利用することとしました。
まずは、危険な牙を抜きます。
ペンチの右上の曲がった針のようなものが上あごの牙です。
こうしておいて皮をはぎ、内臓を抜き取ります。
内臓を抜いたところ、なんと別のヘビが入っていました。前回は子ヘビが4匹入っていましたが(マムシは卵胎生なので、卵ではなく子ヘビになってから産みます)今回はどうやら別のヘビを餌食にしたようです。
細長いヘビで、多分「ヒバカリ」とよばれるものではないかと思います。
それにしても自分と同じ位の体長のものを餌食にするとは・・・。 やっぱりすごい。。。
肉に串をうって1日干しました。後は軽く炙って保存しておくつもりです。
今年の冬の風邪対策に強い味方。
・・・効くかな~。
抜け殻でなく実体、しかも毒のあるヤツ…一体何を?!と思ってきてみたらビックリ!捌いて串刺しまでご自分でできてしまうなんてスゴいですね! どんなお味なのかちょっと興味が・・・
しかし、あの辺りにあった立て札は伊達じゃなかったということで…マルさんもアンちゃんもお怪我など無くて良かったです。
寒くなる季節、マムシパワーでお散歩がんばってくださーい。
爬虫類は割りと好きなんですよ。子供の時の恐竜好きが後を引いてるみたいです。
ほんとに急に寒くなってきましたね。串焼きが効くかどうか、楽しみです。
そちらの冬は寒そうですね。ソラちゃんも皆さまもご自愛を~。
銭型紋?よく憶えておきます。
時々こそ見してるので、くもだけは載せないでね。
亀レスですみません。更新もせず、しばらくほったらかしてました。
え~ クモはなるべく載せないようにします。おもしろいネタがあったら別ですが、そのときはタイトルにその旨書きますね。
今年もよろしく、です~。