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まろりんこの気まぐれ日記

趣味のダイビングやワンコ、好きなこと、日々のことを超~気まぐれに綴ります♪
最近は寺社仏閣巡り(ご朱印)話が多いです☆

天王寺で大坂の陣ゆかりの地巡り♪ その1 

2016-10-20 12:56:56 | 日帰りお出かけ
今日の天気は
ここんとこ暑い大阪です


9月15日、大阪市立美術館で開催されていた
デトロイト美術館展を観た後、
近くの「大阪の陣ゆかりの地」を巡って来ました

今年の大河ドラマ『真田丸』も
いよいよクライマックスに向かって
益々面白くなってきたね
あ~もうじき終わっちゃうのが何とも寂しい…

大阪市立美術館から北へ歩くと

河底池があります。
あべのハルカスが見える~

この河底池に架かる橋は和気橋と言うんやって。
奈良時代に和気清麻呂が旧大和川の流れを変える為、
茶臼山古墳のお濠を利用した名残がこの河底池。
なのでその由来からこの名が付いたそうです。

うん?古墳?
そう
大坂冬の陣では徳川家康が、
大坂夏の陣では真田信繁改め幸村が布陣した茶臼山
なんと古墳やったのよ~

和気橋と、左側が茶臼山古墳。

では茶臼山へ行ってみましょう

標高26mの茶臼山は、
5世紀ごろの全長200m近い前方後円形古墳(大きいなぁ)説と
自然陵説があるんやて~。
詳しくは全然分かってないらしいよ。


大坂夏の陣の布陣図の看板が。
大坂方には毛利勝永、
徳川方には真田信吉・信政の名も書いてあるので
真田丸のキャストの顔を思い浮かべながら
思いを馳せるのも楽しい


新しそうなこんな碑も建っています。


茶臼山からさらに北へ行くとあるのが一心寺
文治元年(1185)、法然上人がこの地に結んだ草庵が始まりだそうです。
関ヶ原の戦の年に夭折した徳川家康の八男の葬儀が
ここ一心寺で営まれました。
大坂の陣では家康の陣が敷かれた場所でもあります。

また、夏の陣で落命した本多忠朝(忠勝の次男)のお墓もあります。
この忠朝さん、冬の陣ではお酒に酔って不覚を取り
家康にめっちゃ怒られはったそうな
そんな忠朝さんは死の間際、
「酒のために身をあやまる者を救おう」と遺言しはったそうで、
死後「酒封じの神」として崇められ
禁酒を誓う人々が多く参拝していはるそうです。

ここ一心寺を訪れて誰もが驚くのは

この山門
えっほんまお寺って思うよホンマ
仁王様も…

門のレリーフも…

素晴らしいです

一心寺は宗派問わず開かれたお寺なので
参拝者だけでなく
法事でお見えになっている方も日々沢山いらっしゃいます。
全国から多くの納骨があるので、
明治時代からは納骨で大きな阿弥陀仏が造られるようになり、
この骨仏は現在までに13体造られたそうです。
私は初めて見たのでビックリしました


頂いたご朱印です

また、北門の方には
真田幸村から徳川家康を護ったと言われる
『霧ふりの松』もありますよ~


次回は、幸村終焉の地へ…。