先日当ブログでご紹介した、写真家の小林伸幸さんの個展に伺いました。 学芸大から15分ほど歩いた、目黒通りから少し入った場所にある四角い白い建物のギャラリーです。
ドアを開けようとしたら、少し驚いたような笑顔の小林さんのお出迎えを受けました。
相変わらず物静かで、でも大人の男性でいながらどこかキュートさを漂わせた雰囲気でされる興味深いお話は、ずっとおしゃべりしていたいほど…。
けれど次々とお客様が来られるのに独占してはイケません。 少し離れて作品鑑賞に集中しました。
展示された作品は全てモノクロのプラチナプリント。被写体は全て自然で、樹々であったり岩であったり、草むらや空、そして雪…。
モノクロームなので、色合いは観ての感性に委ねられるんですね…。 なので撮られている樹々も青々とした若くエネルギッシュなものにも、歳を重ねた孤高なものにも見える…それは観る人の見え方、もっと言えば観た人の経験でどう見えて来るか違って来るのでは?と思いました。
というのも以前拝見した作品もあって、神秘的で吸い寄せられる様な作品ですが、以前はもっとどこか整然として隙のなさみたいな印象だったのですが、今回はそのまぁるさが「母体」のイメージを連想し、全てを受け入れてくれる様なやさしさを感じたからでした。
その「然」という作品を観た私が、そこまで見え方が違うほど何が変わったかは分からないのですが、大変興味深く思いました。
もうひとつ、以前はなんて可愛い作品なのだろうと、幼女を見る様な想いで観た作品の前で今回は涙してしまったのだけど、その作品についてはいずれまた書かせてください…。
小林さんの作品をご紹介する度に書くのは、プリントされた和紙の温もりと作品の融合の魅力…。 こればかりは印刷物でも画像でもお伝え出来ません。
タイトルを見て作品を観ながら、1点1点作品の前で空想し妄想し、また考えに耽るのは、静かなるエンターテイメントではないかと思います。
そんな体験をされに、可能な方、2月12日までですので、ぜひぜひ足を運んでみられてくださいませ♪
■小林伸幸 写真展 「Nature Feel」 @ Blitz Gallery
目黒区下目黒 6-20-29
2011年1月7日~2月12日
13:00~19:00
休廊日:日曜/月曜
入場無料
写真展の情報・画像はこちらのギャラリーウェブサイトでご覧いただけます。
ドアを開けようとしたら、少し驚いたような笑顔の小林さんのお出迎えを受けました。
相変わらず物静かで、でも大人の男性でいながらどこかキュートさを漂わせた雰囲気でされる興味深いお話は、ずっとおしゃべりしていたいほど…。
けれど次々とお客様が来られるのに独占してはイケません。 少し離れて作品鑑賞に集中しました。
展示された作品は全てモノクロのプラチナプリント。被写体は全て自然で、樹々であったり岩であったり、草むらや空、そして雪…。
モノクロームなので、色合いは観ての感性に委ねられるんですね…。 なので撮られている樹々も青々とした若くエネルギッシュなものにも、歳を重ねた孤高なものにも見える…それは観る人の見え方、もっと言えば観た人の経験でどう見えて来るか違って来るのでは?と思いました。
というのも以前拝見した作品もあって、神秘的で吸い寄せられる様な作品ですが、以前はもっとどこか整然として隙のなさみたいな印象だったのですが、今回はそのまぁるさが「母体」のイメージを連想し、全てを受け入れてくれる様なやさしさを感じたからでした。
その「然」という作品を観た私が、そこまで見え方が違うほど何が変わったかは分からないのですが、大変興味深く思いました。
もうひとつ、以前はなんて可愛い作品なのだろうと、幼女を見る様な想いで観た作品の前で今回は涙してしまったのだけど、その作品についてはいずれまた書かせてください…。
小林さんの作品をご紹介する度に書くのは、プリントされた和紙の温もりと作品の融合の魅力…。 こればかりは印刷物でも画像でもお伝え出来ません。
タイトルを見て作品を観ながら、1点1点作品の前で空想し妄想し、また考えに耽るのは、静かなるエンターテイメントではないかと思います。
そんな体験をされに、可能な方、2月12日までですので、ぜひぜひ足を運んでみられてくださいませ♪
■小林伸幸 写真展 「Nature Feel」 @ Blitz Gallery
目黒区下目黒 6-20-29
2011年1月7日~2月12日
13:00~19:00
休廊日:日曜/月曜
入場無料
写真展の情報・画像はこちらのギャラリーウェブサイトでご覧いただけます。