マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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単純な理由と小饅頭

2008-04-22 21:22:28 | グルメ
 今月終わり近くに、10円まんじゅう屋さんが近所に出来るらしくちょっと楽しみで、ここで「まんじゅう」というキーワードが私の容量の少ない脳に読み込まれました。
 
 で、買い物帰りに、私が好きな「芹葉飛燕草(セリバヒエイソウ)」が一面に咲く様を見つけ、少し歩いていくとまたまた私の好きな豆の花が咲いていて両方とも少々いただき、「小さいって可愛いなぁ…」という思いも、加えてインプットされました。

 空き時間、つらつらと友人の日記を読んでいると「まんじゅうを食べた」という、友人のコメントがあって、それがとどめ、小さいお饅頭を作りたくなりました(笑)。
 思ったより早めに今日のノルマの絵が仕上がったので、夕飯の支度の前にいそいそとお饅頭作り〜♪

 手元に、いただいた長野産の長芋があるし、一度上用饅頭という物を作ってみたかったので、皮にたくさん長芋を使って作ってみました。
 中の餡は、中華菓子の「月餅」などに使われる「ナツメ餡」と「蓮の実餡」。作ってしまえばお饅頭作りって至極簡単♪ こんな感じの小饅頭を30個ほど作りました。

 ほんのり長芋を感じる皮と、脂を練り込んだ2種類の餡のマッチングが美味しいこと! もちろん、学校帰りの空腹男子はこの小饅頭を速攻発見! 
 数個ぽいぽいぽいと口の中へ放り込ませていました。
 このサイズ(直径3センチほど)は、ちょっと甘いものが欲しいときにぴったりですね。

 話しは戻って、この「芹葉飛燕草(セリバヒエイソウ)」は明治時代に、この餡と一緒の中国からの外来種だそうです。
 ゴールデンウィーク頃に一斉に咲き出すのです。この花も豆の花も1〜1.5センチほどの大きさなのに、ちゃ〜んと「飛燕草(デルフィニウム)」や豆の花の形をしているのが可愛くて、淡いブルーが大好きで、この季節に楽しみにしていることのひとつなのです。