今日は土用の丑の日。
ランチに鰻を食べたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨日に引き続き今日も気温が35℃以上の猛暑日という予報の高松
せめて気温が上がりきらないうちにと、鰻を求めて開店に合わせデパートへ行ってきました。
なぜデパートに行ったかというと、昨日そのデパートの新聞折り込みチラシで「源内うなぎ」を見たからです。
(以下、チラシの説明書きより)
香川県さぬき市産「源内うなぎ」
綾川や鴨部川より稚魚を採り、成鰻まで所有の池で育て上げた生粋の香川県産うなぎです。
2~3年の年月をかけて露地養殖にて育てられたこのうなぎは、身質もよくしまり、脂がのりとても美味です。
これは一度食べてみないとね
ところで土用の丑の日が近づくと、「平賀源内が発案した」という説を耳にすることがあると思います(諸説ありますが)。
この源内さん、実は讃岐国寒川郡志度浦(現在の香川県さぬき市志度)で生まれ育った方なんですよ。
なので、さぬき市産のうなぎが「源内うなぎ」という名になるのも納得です
ちなみにさぬき市には、自然薯、桐下駄、牡蠣、ワインなどの特産品があります。
(以前このブログでご紹介したさぬき市にあるさぬきワイナリーのお話も併せてご覧下さい。)
デパートの売り場へ行ったら、源内うなぎだけでなく、浜名湖産や四万十産の鰻も置いてあったんですけどね。
塗りの箱に並べられて売られて源内うなぎが、他のどれよりも美味しそうに見えたんですよ~。
一番いいお値段でもあったんですが、香川県にいるからこそ食べられる品という気もするので、今回は源内うなぎにしました。
こちらがその「源内うなぎ」の蒲焼
「まんでがん(※)」香川県産だそうです。
※まんでがん・・・讃岐弁で「全部、すべて、めいっぱい」という意味です。
まんでがん=まんで(残らず全部)+がん(ほど、だけ)
使用例:「まんでがん食べる」=全部食べる、「まんでがん寝る」=爆睡する、など。
というわけで、暑い中買いに行ったこの鰻は、今日の夫の晩ごはんになります。
夫のそう、夫のです。私、実は鰻が得意ではないんですよ~。
幼稚園の頃に鰻の骨がのどに刺さって、病院で取ってもらったことがありまして。
以来、鰻に限らず、小骨の多い魚類(ハモやアナゴなど)がちょっと苦手です。
今は食べられないこともないんですが、たいてい夫が食べているものを少しもらう程度。
なので、今日も夫のものを少しもらって食べてみようと思います
じゃあ私は今晩何を食べるのか、というと・・・・うし(牛)。
源内さんが鰻屋さんに「本日、丑の日」と店先に貼りだすことを勧めたのは、ある民間伝承からヒントを得たんだとか。
その伝承とは「丑の日に「う」の字がつくものを食べると夏負けしない」というもの。
「う」のつくものと言ったら、「うし」でしょ~(ここは「ぎゅう」とは読まないで)。
「う」なら「うどん」もありますが、ほぼ毎日食べてますからね。たまには違うもので
というわけで、私は「オリーブ牛」のもも肉を買ってきました
それで何を作るかというと「オリーブ牛のちらし寿司」
これは今月の「要の台所」のメニューなんですよね。
↑ 冒頭には例のうどん県パスポートも出てきますよ。是非見てくださいね
それにしても・・・暑い
暑いと思うから暑い・・・のかもしれませんが、でも暑いもんは暑いんですよね~
明日の稽古は幸い朝10時スタートなので、先週よりは暑さもまだマシかな、と思います(しかも、時間も1時間短いし)。
稽古後、夫は館長稽古のため東京へ私は月曜朝から讃岐かがり手まりの講座があるので、今回はお留守番
次のぶらり庵稽古を楽しみに、明日も高松でしっかり稽古したいと思います
暑いなか、うなぎを買いに行ってあげたのね~。
愛だわ。
なんだか、違った意味でアツいわ
うなぎ、、、このところ、高いよね。
中国産もたくさん出回っている今、
「まんでがん」源内うなぎは希少価値ですね。
せっかくだから、美味しいものを!というわけです。
私も少し食べましたが、美味しかったですよ♪
オリーブ牛のちらし寿司も美味しかったです。要の台所のレシピ、なかなかいいですよ。