ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

首里城~その1

2018-08-24 | 沖縄の旅

前回のつづきです。 

首里城前のバス停で降りて、首里城へ(全体図はこちら

二千円札のデザインになった、有名な守礼門

歓会門(首里城の城郭内へ入る第一の正門)を進み、

シーサーの写真を撮って

瑞泉門へと続く石段を昇り、

漏刻門を越えて、

広福門をくぐると、

券売所があります。

奉神門から先は有料で、この入場券が必要となります。

入場すると、御庭(うなー)の先に首里城正殿

残念ながら、正殿に足場が組まれていました理由はこれ。

うるし塗り直し中でした

お天気が回復してきたら日差しが強くなり、外は暑くなってきたので、首里城の中へ。

番所が入口で、ここで靴を脱いで、南殿へと進んでいきます。

さて、今回私が首里城に来た理由、それはコンクールの課題曲のひとつが「首里節」だったからです

 

首里節の節歌は、

籬こまて居れば ここてるさあもの 

押す風と連れて 忍で入らな

というものですが、実際の歌はハヤシが入るので、

ませこまて をれば ここてるさあもの ハイヤマタ ハナヌサトヌシヤゥ(花の里主よ)

おすかぜとつれて ハイヤマタ しのでいらな サトガバンドコロ(里が番所)

となります。

 

歌意は「深窓にこもっていると、心寂しいものです、押す微風と連れてそっと忍び入りたいなぁ。」

(沖縄教販「沖縄三線 節歌の読み方」大城米雄氏・編著 より)というもの。

この歌は、城人(女官)が恋人の当直を見計らって忍んでいこうとする歌(諸説あり)と言われています。

愛しい人が宿直をしていた場所が、この「番所」。

 

翌日のコンクール本番を前に、改めて首里城を訪れ、首里節の世界観を味わいたい、というのが目的でした。

何度も訪れている首里城ですが、目的があると、その見方、感じ方も少し違うように思います。

この時見た首里城の光景をイメージしながら本番で歌うことができたので、行ってよかったな~と思っています

 

(つづく)


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