ニュースをご覧になってご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
昨夜から今朝にかけて、鹿児島県では非常に強い雨が降り、
早朝には線状降水帯が発生しました。
今週月曜(17日)も線状降水帯が発生するおそれがあるということで、
「緊急速報」の通知(警戒レベル3・高齢者等避難)が届いたのですが、
幸いこのときは線状降水帯が発生することなく終わりました。
しかし昨日はほぼ1日雨が降り続き、我が家の地域では17時の時点で警戒レベル3、
その後1時間半ほどで警戒レベル4(危険な場所から全員避難)に変わりました。
昨夜にはJR九州新幹線(鹿児島中央〜熊本間)や在来線の一部も運転見合わせとなり、
道路も国道10号線(姶良市重富〜鹿児島市吉野町磯)などが通行止めに。
そして、線状降水帯が発生したのは、今朝5時過ぎのこと。
鹿児島県の本土で線状降水帯が発生したのは、2021年以来3年ぶりだったそうです。
今朝は高速道路や一般道は通行止め区間があって、迂回路はかなり渋滞していたようです。
JRの在来線の一部は、雨規制により始発から運転見合わせ。
その後ほとんどの区間で運転は再開されたのですが、今日18時の時点でも、
指宿枕崎線の喜入〜枕崎間、鹿児島本線の鹿児島〜川内間では運転見合わせが続いています。
24時間雨量が観測史上最大となったのは、指宿(8時半頃までで423mm)と鹿児島市喜入(7時頃までで370.5mm)。
他にも12カ所で6月の観測史上最大を記録したとのことでした。
鹿児島市内は午前中には雨が止み、午後には次第に雲も取れ、桜島もこんな風に見えました
しかしこれは束の間の晴れ間だそうで…。
明日土曜の日中、そして日曜の午後から月曜にかけて、再び大雨のおそれがあるとのこと。
これまでの大雨で地盤が緩んでしまっているところも多いようですから、
改めて備えを見直して、安全に週末を過ごしたいものです