今日は鹿児島地方気象台から「九州南部が梅雨入りしたとみられる」という発表がありました
これは昨年や平年と比べて9日遅いのだそうです
今朝5時半過ぎにはまだ日差しも見られていたのですが、
時間とともに雲行きも怪しくなり、雨が降ったり止んだりの1日でした。
鹿児島には雨が降ったら縁起が良いといわれる「島津雨」という言葉があるそうです。
これは島津家に伝わる言い伝えのひとつで、初代の忠久氏が雨が降る夜に産まれたことにちなみ、
雨はおめでたいことが起こる前兆を意味するものとして大切にされてきたのだとか。
なので、鹿児島では結婚式などお祝い事の日に雨が降ると
「本日は島津雨おめでとうございます」
という言い方をするのだそうです
「島津雨」は、これからの梅雨時をポジティブに乗り切ることができそうな素敵な言葉ですね
梅雨に関連して、ちょっと気になるのが桜島の噴火による降灰です。
火山灰は雨が降っても自然には流れません。むしろ、泥っぽく汚れてしまいます。
先月22日夕方の爆発では、灰と雨が混じって地面はこのようになっていました。
もちろん地面だけでなく、車などもまだら模様に…。
火山灰はただの灰ではなく、火山ガラスや鉱物結晶などが含まれるので厄介なんですよね
なので、なるべく「灰雨」(灰混じりの雨)とならないことを願うばかりです。