今日は土用の入りでした。土用と言えば、夏場にうなぎを食べる土用の丑の日なんですが、実は年に4回土用という期間があるんです。昔の人は木火土金水という5つの性質を5行とよび、いろいろなものにその性質を振り分けていました。当然季節にも振り分けていまして、春には木、夏には火、秋には金、冬には水を当てはめました。四季というくらいで、4つしかありませんから、土があまるんです。思案の結果、それぞれの季節の間に土の期間を作ってしまうことにしました。つまり、季節の境目になる四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前に土の期間である1年の1/5にあたる72日ほどを割り当てるということです。72日を四立にあてはるめるわけですから、それぞれに18日になります。今日は立春から数えて18日前にあたりますので土用の期間に入る日というわけです。この土用は、立春の前日である、節分の日まで続きます。
今日11日は鏡開きの日でした。神様や仏様にあげていた鏡餅を下げて、細かくして食べる日です。切るとか割るというのは縁起が悪いので開くと言っているようです。おじいちゃんのところでお餅をついて鏡餅を作っていた時にはやっていましたが、最近の鏡餅型の容器に切り餅が入っているものを飾るようになってからはおろそかになっています。
お餅の話になると木久翁さんが、その師匠である彦六さんに、おもちにはかびが生えていますが、なぜカビははえるのでしょうかときいたら、馬鹿野郎、早く食っちまわねえからだといわれたという話を思い出します。
今日は人日(じんじつ)の節句です。節句は、重要な年中行事を行う季節の節目に当たる日です。その節句に食べる料理がそれぞれにありまして、人日の節句では七草粥を食べる習わしです。
今日は小寒でした。小寒から春分の日の前日に当たる節分の日までが「寒」という区切りで、1年でもっとも寒い時期ということです。小寒はその初日なので寒の入りといいます。寒中には寒中見舞いを出したり寒稽古をしたりします。
今日は冬至でした。太陽の南中高度が最も低く、夜が一番長い日。
お風呂にゆずを浮かべたゆず湯に入ったり、あずきを入れたおかゆを食べたり、「ん」の付く食べ物を食べる日です。かぼちゃを食べるのも、かぼちゃの異名がなんきんだからということだそうです。
今日は二十四節気でいう大雪(たいせつ)でした。雪が激しく降り始めるころとのことですが、私の住んでいる地域には雪は降りません。寒さも少し落ち着いているようで、あまり寒くもありません。忘年会の会場探しをせねば・・・。
今日は二十四節気の1つの小雪(しょうせつ)です。わずかながら雪の降る頃とされています。自分の住んでいる地域ではこの時期には雪はふらんなあ。太平洋岸ですからこの時期はばかみたいな晴天になっちゃうことが多いです。雪なぞは12月にはいってたまにちらほらすればいいほうで、積もるほどふるのは、1月2月ですね。
今日は二十四節気の1つである立冬でした。
初めて冬の気配が現われてくる日。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。(Wikipediaより)
今日から立春の前日までが暦の上での冬です。