記事毎日:堺市議会 橋下・石原共同代表の辞職決議 慰安婦発言巡り
6月24日
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の慰安婦発言を巡り、堺市議会は24日、定例市議会本会議で、橋下氏と石原慎太郎共同代表(衆院議員)に公職の辞任を求める決議案を賛成多数で可決した。法的拘束力はない。
決議によると、橋下氏は従軍慰安婦について「当時は必要だった」、石原氏は「軍と売春はつきものだ」と発言。これらは憲法が定めた基本的人権や男女平等の条項に抵触し、容認できないとしている。民主党系の議員らが所属するソレイユ堺、共産党、自民党・市民クラブなどが賛成。公明党、大阪維新の会は反対した。
記事毎日:維新の会:橋下共同代表は都議選に触れず
6月24日
日本維新の会は都議選初陣で惨敗した。30選挙区で34人を擁立したが、わずか2議席。都内の開票センターには、大阪市長の橋下徹共同代表の姿もない。自宅で結果を見守った石原慎太郎共同代表は23日夜、党幹部に電話で「どういう結果になろうと、参院選は橋下氏と結束して戦いたい」と巻き返しを図る意向を強調したという。
記者会見した平沼赳夫代表代行は、従軍慰安婦を巡る発言で批判を浴びた橋下氏の責任問題について「せっかく(昨年の衆院選で)50議席を得たので、波風を立てる必要はない」と説明。両共同代表の「不仲説」を追及する報道陣に対し、いらだった表情も見せた。
橋下氏は当初、都議選の応援に消極的だったが、選挙中に2度上京。石原氏と「4年や5年で(自民党の)本性は変わらない。僕の口が災いする性格も変わらない」などと街頭で呼びかけたが、風向きは変わらなかった。
橋下氏はこの日、沖縄県で開かれた「沖縄全戦没者追悼式」に参列したが、記者団の取材には応じず、都議選にも言及しなかった
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