安保法案:「ヒゲの隊長」は民主議員の顔を殴ったのか
毎日新聞 2015/9/18
17日に参院特別委員会であった安全保障関連法案採決の混乱で、「ヒゲの隊長」こと自民党の佐藤正久議員(元自衛隊イラク先遣隊長)が民主党の小西洋之議員の顔を殴ったように見える写真が議論を呼んでいる。これは暴力だったのか。改めて2人に話を聞いた。
佐藤氏は「後ろから小西先生が飛び込んできて、委員長の持っている紙を奪おうとしたので押さえた」と話した。写真では右拳が小西氏の左頬を捉えたように見えるが、殴ったという認識はないようだ。「当たっているのでは」と尋ねると「まあ当たっても……そうねえ、当然、来たから押さえましたよね。委員長が危ないから」。
一方の小西氏は殴られたとの認識だ。ただし、その時は必死で気づかず、映像で知ったという。ツイッターで「故意の技巧的殴打」と表現する。
小西氏によると、鴻池祥肇委員長が手にする議事進行表を奪おうとしたが、与党議員に囲まれ近づけなかったため、上からダイビングしたという。小西氏は言う。「議事を妨害しようとしたのではなく、憲法違反の立法を阻止しようとしたんです」
管理人の一言:動かぬ証拠写真
9月17日付米ニューヨーク・タイムズ紙は、「国会内での安保闘争(Japan Military Bills Provoke Scuffling in Parliament)」と題した記事のなかで、”そのシーンはラグビー試合を連想させるものだった(Scenes reminiscent of a rugby match played out in the committee chamber)” と、暴力を伴うすさまじさを報道。安倍の用心棒佐藤の”握りこぶし”が民主議員小西の顔面に飛んでいる。佐藤はとっさに小西を押さえ止めるために手が伸びたと言い訳するが、喧嘩でみせる握りこぶしはいらない。手を開いて”手の平”で押さえ止めるだろう。佐藤はドサクサに野党議員に一発見舞おうとパンチを用意していたに違いない。
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