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[プロの精神 社会への恩返し] 24年間草の根の支援 (海外の孤児、国内の受刑者 みんなを)

2013-06-21 | Weblog

記事ス報知:杉良太郎、養子新たに15人で76人のパパ!日本&ベトナム外交樹立40周年イベントで明かす

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日本とベトナム両国の特別大使を務めている俳優・杉良太郎(68)が、日本・ベトナム外交関係樹立40周年の記念イベントを現地で開催した。同市のオペラハウスでは盲目のピアニスト・辻井伸行さん(24)がリサイタルを行い、観客を魅了した。また、杉は24年にわたるベトナム支援の原点となった孤児院を訪問、新たに15人の子供と養子縁組し、76人の養父になったことを明かした。

スタンディングオベーションの中、満面の笑みを浮かべる辻井さんの体を包み込むようにして、杉は熱演をねぎらった。ベトナムのホワン・チュワン・アイン文化スポーツ観光相は目を潤ませ、辻井さんの両肩をがっちりと抱いた。流麗なピアノの調べが、日越両国の友好関係に新たな1ページを開いた。

数多くの海外公演を成功させてきた辻井さんだが、ベトナム訪問は今回が初。「日本とベトナムの友好が何百年と続くように」と、ドビュッシーの「月の光」、ショパンの「英雄ポロネーズ」など11曲を演奏した。約600人の聴衆の熱気に「びっくりするくらい熱心で熱烈な反応を頂いてとてもうれしかったです」。約1年半かけて今回のイベントを構想してきた杉は「辻井さんは日本の宝。彼のピアノを聞いてたくさんの方が勇気づけられると思う」と、観客に呼び掛けた。

24年間、同国で草の根の支援を行ってきた杉は、61人の孤児を養子に迎えて支援してきたバックラ孤児院を訪問。1989年に最初の養子となった女性のガーさん(36)のあいさつに目を潤ませた。さらに、15人を養子にすることを明かし、「ただお金を振り込むだけじゃない。喉頭がんの子もいるし、病気の面倒も見なきゃいけない。僕が死ぬまでお父さんであり続けたい」と決意を新たにしていた。

「あまりに戦争を強いられすぎた国」として同国への支援を志し、文化だけでなく、政治、経済の面でも両国の友好に尽力してきた杉。移動の際にはパトカーが先導するなど、日本を代表する人物としてVIP待遇を受けている。前日には妻で歌手の伍代夏子(51)らによる伝統芸能と日本の食文化を紹介する「ジャパンデー」や、宇宙飛行士の野口聡一さんの講演も開催。「ベトナムは日本を『大親友国』と思っているが、日本は態度があいまい。八方美人をやめて、もっとあらゆる分野で突っ込んだ話し合いをやるべき」と、さらなる関係強化を訴えていた。


参考


記事東京新聞 2011/7/31;

昔から「売名」って言われてきた。最近は面倒くさいから、そういう人には「はい、売名です」って言うんです。僕が今までやってきたこと、あなたもぜひやってみてくださいと思う。 昔は「俺がいつ売名行為をした」って怒っていた。

でも考えてみれば僕、若いころから有名でしたしね。一生懸命他人に尽くしている行為を、売名と切り捨てる人のことは、腹の底では、「寂しい人間だなあ」と思っている。それでも、中傷ばかりがつきまとうと、やっぱりつらいし傷つくんです。だからボランティアをやっていることを隠していた時期が30年くらいあります。

地道にずっと続けてきましたが、東日本大震災の後、宮城に炊き出しに行ったら、突然えらく持ち上げられて、本音を言えば面食らいました.。ほんとに名前も売りたくないし、いい格好もしたくないですから。(ボランティアの動機には)目的も理由もありません。取材にはよく「自然体でやっています」って答えています。

ただ自然体だけれども、生易しいものではない。芸能界に入って悩んだことはないけれど、ボランティアでは2回も3回も死にたくなったことがある。福祉の現場では、自分の無力さを突きつけられる。もっと力があったら助けられるのに、って自分を責めたりね。でも今は、過去を忘れていけるようになりました。(杉良太郎)


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