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政治と金 徳州会会長室に飾られた生首三体(巷の噂)

2013-11-25 | Weblog

現知事猪瀬の5000万円の裏金事件。「医療法人徳州会グループの選挙違反」の捜査段階で偶然に発覚した。それを今月22日、メディアがこぞって書きたてた。ほんの数日前だ。

ところが巷では、この事件を早くから察知していた人物がいたという。青山繁晴といい、テレビやラジオでコメンテーターとしてレギュラー参加しているジャナリストだが、もとは通信社の事件記者だったという。

この人物が10月16日に出演したラジオ番組で語っている。以下にビデオと文字お越しを掲載。

ビデオでは、東京地検の動きが選挙違反の捜査にしては何か変だとニランだ青山が、事件記者時代の人脈を使い独自に関係者にあたって集めた情報を語っている。ただ、当人達を現知事、元大物知事と呼んで実名を伏せてはいるが、猪瀬と石原慎太郎をさすことは明らかだ。

徳州会から猪瀬にわたった5000万円は序の口だった。石原には何と3億円、そして安倍内閣にも相当額が渡っているという。新参者の医療法人徳州会にとって、古株が牛耳る医療業界に打って出るには、何としてでも政治家との癒着が必要だったようだ。

平成13年に施行された「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」。通称、「あっせん利得処罰法」。

平たく言うと、公職にある者が請託を受け、その権限に基づく影響力を行使し、その代価として金を受け取る行為だ。刑法のあっせん収賄罪と異なっているが、両方の罪が成立することもある。

医療法人徳州会グループの選挙違反は、猪瀬の裏金発覚にとどまらず、さらに石原や安倍内閣の生首を切り落とす「あっせん利得処罰」事件にまで拡大する恐れがある。

どうだろう猪瀬よ、お前さんは現職の知事だ。もう石原のパシリじゃない。この辺で東京地検と司法取引してみるのは。

そして検察側の証人席につき、副知事時代に見聞きした「徳州会と石原慎太郎との深い金ずる関係」を洗いざらいにぶちまけたらいい。安倍内閣についても知りうることはすべて。

これら生首三人は東京五輪の招致にのりだし、こんどは自分たちでぶち壊しにかかっている異常者たちだ。これで東京オリンピックはおわった。管理人

【青山繁晴】徳州会選挙違反は知事・現内閣への汚職に発展! 2013.10.16

(文字お越し開始)

医療法人徳州会を舞台とした選挙違反事件の捜査が行われているのをみなさんご存知ですよね。それで実はですね、この徳洲会を舞台にした選挙違反事件、ひとつ奇妙な点がもともとありまして。

問題となっている自民党の徳田毅衆議院議員というのは去年の12月の衆議院総選挙で当選したんですね。三期目ですけれども。そのあと次の年の7月に参議院選挙があったんです。国政選挙が二回あって、その直近の国政選挙の選挙違反じゃなくて半年以上も前の選挙について突然逆のぼってやるというのは僕が事件記者の時代も含めて見たことも聞いたこともないんです。

何か私たちの知らない水面下の動きがあるんじゃないかと思ってあれこれ情報を集めてみましたら、実はこの徳洲会事件と言うのは選挙違反というのは単なる入り口で本当はその先に政治家に対する現金の受け渡しがあるんだと。

これはあくまで水面下でのことですから名前を上げることは許されません。平たくいうと徳洲会から複数の政治家にお金がわたっているということ。名前は申しませんが具体的に言いますと、まず元知事、日本には47都道府県がありますからそのうちのひとつとしか言えませんけれども、しかし大物知事です。その知事に現金3億円が渡っている。

しかも深刻なのはこれが長期間にわたってお金が渡されていまして。医療法人徳州会というのはいろんな見方がありますけれど拡張主義だったのは事実ですね。全国各地の病院などを買収しようとしたりすることがあったわけですけれども、それについてその元知事が便宜供与をはかった疑いで捜査が行われております。したがってこの元知事に直接捜査の手が及ぶ可能性があります。

それからさらに深刻なのは現職の知事が5000万円もらっていてそれを内偵の気配を感じてそれを徳州会側に返金したと。やばいぞということで。この方は現職で有名な知事です。

つまり、地方自治と病院が大きく伸びていこうとする時に不透明な関係があるということにメスが入れられようとしているんですね。これは東京地検特捜部が今やっているんですけれども実は情報は東京地検にも警視庁にも入っているということです。

これは元知事と現職の知事についての話だったわけですけれども、実は安倍内閣の現職の人間にもあたっているそうです。

本当のことは捜査が全面に出てこないとわからないんですけれども、今まで僕が調べた限りでは閣僚にはいないようです。閣僚にはいないけれども副大臣、政務官を含めた内閣のメンバーの一部に、ごく限られた人数ではあると思いますけれどもやはり徳洲会から現金が供与されていて。

これは金額は今申した3億円や5千万のように大きくはない。それはいわば当たり前で副大臣、政務官って全体的に若いですからね、だからそういう金額にとどまっているわけですが、金額が小さいから悪質性が低いということにはなりません。

従ってこれは日本の自治体の中でも有力な自治体、あるいは安倍内閣をまきこむ可能性のある非常に深刻な汚職事件になりかねないのであって、この奇妙な選挙違反の摘発(直前に行われた参院選ではなく衆院選であるということ)はこれが本当の理由だと確認しました。

ただ僕この事件の筋はいいと思ってなくて。実は今、徳洲会の関係者の中で激しい内紛が展開していて、不利な立場になった側が、自分たちへの捜査を遅らせる、あるいはできないようにするために東京地検や警視庁に情報提供した痕跡が明確に残っていまして。それを元に事件を操作するのは、いわば国がわざわざ犯罪者を隠蔽する、守るということになりかねませんからそういう意味で筋は良くないです。ただし、第二次安倍政権においてもこの日本の闇はちっとも払拭されていない。そのことだけは公平に見ないといけないと思うんですね。

僕が調べた限り、安部総理もこの情報を御存知のようですから、総理にも自浄努力というのが求められると思います。

(文字お越し終わり)

青山繁晴:1952生61歳。共同通信の記者を経て三菱総合研究所に移籍。その後同僚と独立総合研究所を立ち上げ独立。安倍と会食するほど親交があり、国家安全保障、核、自衛隊、憲法に関する主張も安倍に近い。