まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ちゅっぱ 怒る、拗ねる、泣く

2018-11-05 09:08:48 | くらし

土曜日、娘とちゅっぱが遊びに来た。お父さんはお仕事。
夫が駅まで迎えに行って、恥ずかしそうに家に入って、いつもの通り家の中あちこち飛びまわってひと段落。
2階から段ボールに入ったおもちゃを持って来て、紙風船で夫と遊んでいた。
ちゅっぱ相手ではエネルギーがいる、夫は切り上げて2階へ。

ちゅっぱは使いすぎて破れた紙風船で何かしていた、と思う。
というのも、私と娘は、娘がふるさと納税で送られたきたという毛ガニの話で夢中になっていたから、
その間ちゅっぱが何していたか分からないのよ、実は。

と突然、ちゅっぱがうつ伏せにがばっと寝て、顔だけ娘に向けて横目でにらんでいるの。すごい形相で。
そして私にも同じような顔を向け来るの、横目にらみ。
そんな顔見たことないからびっくり仰天、あらま、ちゅっぱもそんな顔するんだ。
「どうしたの」と娘が話しかけても返事しない、抱き上げてもだらんとして抵抗の態。
こりゃだめだ、ほっとこうとふたりして知らん顔。

しばらくしたら、ちゅっぱは二階へあがって行ってじいいじのところへ。
「私は怒っているんだとアピールしに行ったのね」と娘。
降りて来たと思ったら、四股を踏むみたいに大きな音立ててどんどんと床を踏んで歩いていた。
かと思うと、ひとり庭をぼんやり見ている。おもちゃを出してひとりで遊んでいる。
何も知らない夫が降りてきて、居間の戸を開け、中の女3人の微妙な空気に気付いて
「○ちゃん、どうしたの」と聞いた途端、ちゅっぱの目から涙が出たらしい。夫はおろおろ。
間の悪いことに、ちゅっぱが廊下から部屋に入るとき戸を乱暴に閉めたから大きい音が。
娘はきつく注意、夫は「静かに閉めようね」と。
怒られたと思ったちゅっぱは、娘の膝の上で声は出さず躰震わせて泣いた。
それでも、涙鼻水拭こうとすると、顔をぱっと横に向けて拭かせない、右に左にお母さん拒否体勢。

 (写真は撮れなかった、3枚とも以前描いた絵)

自分で気を取り直そうとするのかしら、その後もひとり遊びしたり周りをうろうろしたり。
でもでも誰に似たのか(ほんとは分かっておる)スネマン状態が長い長い、長いのよ。
私が、お昼ご飯食べよう、と抱き上げて膝にのせてもぐずぐずしている。しびれを切らせた娘がとうとう
「そんなにはっきりしないなら、もうお家に帰ろう」と言った。
途端、ちゅっぱは、私にしがみ付いてひくひく言いながら声を出さずに大泣き。ひとしきり泣いた。

その後?ご機嫌です。
何がどうしたのか何を怒ったのか言わないから、さっぱり分からないけれど。
こんなところがひとりっ子なのかしら・・・と娘。確かに・・・と私。
私も、ちゅっぱが何をしたいかすぐに察するから、言わなくてもつい先回りして要求満たす、いけないわね。

食事中、私がちょっと大きな声を出すと、ちゅっぱは鼻に指を当て静かにと合図。娘は寝ていたのよ。
デザートの6個入りピッコロアイスは3個でいいって。残りは3時のおやつにって。
洗濯物のお手伝いしてくれると聞くと、うんと大きく頷く。タオルも畳んでくれました。
かくれんぼして、宝もの探しして。お相手の私は何度もやらされてほとほと疲れたの。
でもこの時ちゅっぱが怒った原因がちょっと分かった気が。
娘に「さっきここに隠しておいたんだよ」と破れた風船を丸めてボール状にしたものを見せた。
探してほしかったのに、二人して話に夢中で気が付かなかったことが相手してもらえないと思ったのかしらね。
と大人3人は推測。

その後も花に水やりして紙風船で遊んで、いつも以上に帰りたくない様子を見せた。
暗くなるからねそれでおしまいにしようね、と言い聞かせて。
駅まで送って帰って来た夫と「今日はちゅっぱのいろいろな顔を見たね」なんての感想。
家に帰ったちゅっぱは、お父さんに「ばあばの家でなにしてきたの?」と聞かれても完全黙秘を貫いたそうな。
はてさて、それは何を意味するのかしらね。

コメント
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