まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

佐渡 朝夕の加茂湖風景 

2023-05-31 08:58:54 | 自然・風景

1年に1度、正月に顔を合わせるだけの疎遠な家族だけれど、ま、こういう時は集まるから
良しとしている。子どもたちは、小学校低学年までは毎年夏休み佐渡で過ごしていた。
おじいちゃんおばあちゃんに可愛がられていたもの、ね。墓じまいには来なければ。

子どもたちが来た26日は娘の誕生日。ケーキのひとつも用意していなく、名物の栃餅が
あったからこれにするか、なんて。もちろん拒否された。
で、しばらく話した後、ふたりは予約しておいたホテルに行って。
後から娘に聞いた話。
息子がケーキを買ってきてくれたんだって。(よくお店を覚えていたもんだわ)
夕食のときは、二人で2時間も飲んで食べてあれやこれやの話をしたんだって。
ふーん、そうか。思春期のときはあんなに仲が悪かったのにね、おじさんおばさんになると
それなりになっていくんだ。

娘は実家に来るなり、家の中がずいぶんさっぱりしているのを見てすぐ「お母さん大変
だったね、ひとりでやったんでしょ」と言ってくれたけれど、息子と夫はそこまでは
気が付かない。男と女の違いかしらね。まあそれはね、仕方がない、そんなもんだから。

で、墓じまいが終わった午後、子どもたち二人はレンタサイクルで加茂湖を1周してきた。
1時間くらいかかったかな、と言っていた。その加茂湖風景。あいにくの空模様で。

27日16時過ぎ ホテルの部屋から

真ん中やや右寄りの山が佐渡で一番高い金北山 大佐渡の山々が連なる

 

17:50

 

ふたりはこの湖畔をギコギコしたんだ

 

28日 6:52 小雨混じりの朝

左は 両津の街並み 正面は小佐渡の山々

たくさんの牡蠣筏が浮かぶ

 

♪ ハアー 佐渡の 金北山はお洒落な山だヨ いつも加茂湖で 水鏡 (佐渡おけさ)

 

で、何の脈絡もなくいつもの風景を
24日17時20分 

日が沈んでいって1時間後の 18時30分

 

目が覚めた時 やっぱり海が見える方がいいかな。

 

 

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墓じまいのことをもう少し(長いです)

2023-05-30 09:05:07 | くらし

振り返ってみれば去年の5月、仏壇供養のことをお寺に相談に行ったことから事は進んで
いった。その話が終わって、住職さんから、
「失礼ですがお墓のことはどうお考えで」と問われ、何も考えていなかった私は絶句。
「仏のことはほっとけえ」ですから。それがいちばん困るとのお悩みを聞いて、その後
墓じまいのことについて縷々説明を伺って、これはいかんと真剣に考えることになった。
去年10月の仏壇供養の後、墓じまいを今年の5月末にお願いし、ついては永代供養をこちらの
お寺でとお願いした。
というのも、私たちは墓を持つつもりはないし、両親のお骨は故郷の佐渡に埋めたいと思って
いたから、今までのご縁でお願いするのがいちばんと考えたからである。
住職さんは快く引き受けてくださり、受け入れ書と改葬届けにも署名して送り返してくれた。
事前の役所関係の準備がすべて完了して(すべて電話と手紙でのやり取りとなった)後は
当日を待つのみになって、子どもたちの連れ合いには、申し訳ないが今回は4人で執り行う
と了承してもらった。両親とも濃い親戚はもういないので、そちらには連絡はしなかった。

我が家は浄土宗で、佐渡のしかも両津の一地域のやり方ということをご承知おきください。
で、27日当日は晴れて、お墓の前でいろいろ儀式を行うので本当によかった。
解体の業者はすでに来ていてクレーンを墓のすぐそばまで延ばして待機していた。
9時半から住職さんのお経が始まり、全ての墓石の魂抜きやらなにやらをやって一緒に
南無阿弥陀仏を唱えお焼香し、墓前の儀式は終了した。それから解体。
お骨を納めてある場所まで解体するのには時間がかかるので、私たちはいったん家に帰り
連絡を待つことに。1時間くらいかかったかしら、仏壇屋さんから骨拾いができますの連絡
があって、再びお寺に。

上に乗っていた墓石は全て解体されて、骨が見える部分だけが取り出せるようにむき出しに
なっていた。このお寺では焼却場で焼いた骨は骨壺に入れないで、直接お骨をお墓に皆で
手でつかんで入れる。お墓の下の部分は土になっている。
父で12年、母で9年経っているから骨がどうなっているかと話していたが、父の頭蓋骨は
まだそのままの形を保っており、母のひらひらした切片もたくさん残っていた。
ひとりづつお骨を拾って、夫は頭蓋骨私は母のひらひらを掬い、子どもたちもそれぞれ
拾って、仏壇屋さんが用意してあったガーゼの袋に入れたら二袋分にもなった。
息子がそれを持ったが、けっこう重いよと言っていた。

今度はそのお骨二袋を持って、本堂でお経をあげていただいた。
お焼香を済ませ南無阿弥陀仏を唱えて、やはり一連の儀式を終えていよいよ共同墓地へ

埋葬となった。私も見るのは初めてだ。 
四角いロッカーのような墓地を連想していたが、
全く違って地面からの高さが1メートル近くあるミニ墓石のような墓で、〇家の墓と刻んで
ある、花立てもある。それには感激して本当によかったなと心から安堵した。花立ての
下の石の引き戸を開けて、そこからガーゼの袋に入れたお骨をそのまま埋葬した。下は土
だから
土にかえって行きますよ、と住職さんはおっしゃり、両親は佐渡の土に眠るんだと
思うと
改めて感慨深いものがあった。
ご希望があればいつでもお経をあげますから、との住職さんのお言葉があって。

12時を回って墓じまいの一切が終わったが、解体は1日では終わらないので完了したら
写真を送ってくれるとのこと。
終わってみると、仏壇供養のときと同じように、当日よりその前の方がいろいろの屈託で
思い悩むことが多くて眠れない夜を過ごしたが、全てをやり終えると案外に気持ちは
さっぱりとして前向きになれるものだと、今のところはつくづく実感している。
ちなみにかかった費用を。
永代供養料、お布施を含めて35万円、墓石解体料22万円。すごく良心的だと思う。

長々と綴ってきたが、抜けているところや思い違いをしているところも多々あると思います。
ご勘弁のほどを。

 

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タソガレ場所にあいさつを

2023-05-29 09:04:20 | 自然・風景

今日は雨。
思えば私の佐渡行きの日も雨、佐渡から帰る日も雨。それから晴れの日が2日続いて、
子どもたちが来た日も雨。翌日の墓じまいの日だけ晴れという幸運に恵まれて。

実家の朝、窓の外を見れば広がる風景。

岸壁の縁まで歩けば広がる風景

そんな実家から、ジャングル庭とカシワバアジサイが迎えてくれたわが家に帰ってきて、
何事もなかったかのように日常が始まったわ。
墓じまいのことは忘れないうちに書いて置くつもり、がその前に。
24日、いつものようにタソガレ場所へチャリンコギコギコ。
母が倒れ、父の日常生活を手助けするため送った佐渡での日々、ことあるごとに深呼吸する
ために訪れた場所。不思議なことに大佐渡のお山を背にする田んぼ広がる清々場所では
タソガレることはできない。実家の前でもできない。
タソガレるにはやはりこの海岸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後が怒涛の1日だったな。

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帰ります

2023-05-28 09:12:00 | 自然・風景
全てが終わりました。
今、カーフェリーの船上です。
横浜に帰ります。



今朝の加茂湖


ときわ丸


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墓じまいが終わりました

2023-05-27 14:00:00 | くらし
ようやく大仕事が終わりました。
今、ようやくほっと息をついているところです。
子供たちも来て、家族4人で滞りなく全てを執り行なって安堵しています。
住職さんが、最後に一言とおっしゃって、お念仏の最中に父の在りし日が浮かんできたと涙ぐんでお話しされて。私の方がありがたくて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今夜は家族でホテルに泊まって供養したいと思います。


今朝の日の出


5時半のカーフェリーが出港しました。


2日前の金北山風景です。


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漁船入港

2023-05-26 08:26:00 | 自然・風景
今朝は曇り空、空気が蒸し蒸しします。
漁船が入ってきました。






先日、入院中の叔母を見舞った時のこと。病室に入ってベッドに寝ている叔母の顔を見た途端、息が詰まった。母そっくりなのよ。もう母がいるのかと思ったわ。叔母に言ったら、弟のお嫁さんが見舞いに来てくれた時にも同じことを言われたって。姉妹とはそういうものかしら。
「あんたの顔を見るのも最後だや」
って。なに、食欲旺盛で完食しているようだから、ん、そういうことはない。

昨日の防波堤内。










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佐渡 国中の風景

2023-05-25 08:45:00 | 自然・風景
相変わらずの早朝覚醒で眠られないまま迎えた夜明け前。

大佐渡のお山と小佐渡のお山の間に広がる国中平野。島にこんな広い平野があるの、と驚かれる。
昨日、叔母が入院している病院の周りをちょこっと。平野のほんの一部。














病院のすぐそばで食べたお昼ご飯。

昨日の目まぐるしい1日をメモメモ。

墓参り
先に来ていた従妹の家へ行く
マサチャンママの家で世間話
一緒に遅刻友の家にお見舞い
亡くなった知り合いの家にお線香を立てに
叔母の見舞いにバスで国中の病院へ
帰るとガスのメーター取り付け工事にガスやさんが来る
荷物届く(私の配達日記憶勘違い)
ようやく風呂に入る

忙しかったわ。こうなると疲れも感じないのね。
今朝は、2日連続の睡眠不足でいつもにも増してぼーっとしているわ。
大丈夫かしら。





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佐渡です

2023-05-24 09:08:00 | 自然・風景
今日から苦手なスマホからの投稿です。
昨日から実家に帰っています。東京も新潟も雨と寒さで、どこにも寄らずさっさと佐渡に帰りました。

佐渡汽船新潟ターミナルに、宮田亮平先生の作品が。








「佐渡彩景」イルカをモチーフにした大きな迫力がある作品です。



信濃川河口


埠頭ではカンゾウの花がお出迎え。


今朝の日の出。この後から雨が降り出しました。

今日は国中にある病院へおばの見舞いに行ってきます。

配達予定の荷物が届かないのでやきもきしています。
何かと忙しいわ。




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墓じまいに帰ります

2023-05-23 09:00:48 | くらし

とうとうその日が来てしまいました。

いつかはやらねばならぬと覚悟を決めていましたが、母が亡くなって9年が経ち、私も70代
後半に入りいい歳になってきたので、もうぐずぐずしてはいられません。
ひとり娘の私が動かなくて誰がやる、ってなもんです。夫や子供たちに、私の実家の事で
迷惑をかけるわけにもいくまいとその一念でここまで来ました。大げさだわ。

いや、そちら方面に詳しいオヤジ同級生の「仏のことはほっとけって言うんだ」という言葉を
鵜呑みにして、ほんとに何も考えていなかったのよ。それが。
去年、仏壇じまいのことで住職さんに相談した折、つきましては何ですがお墓については
いかがお考えでしょう、と切り出されて、まさかほっときますとも言えず縷々お話を伺った。
いやあ、そういうことかと、にわかにお尻に火がついて墓じまいに至ったわけ。
こちらに住んでいる子どもたちに墓の世話やお寺との付き合いを頼むわけにいかない。
そこで墓じまいをして、完全に佐渡との縁を切りたくなかったので、今のお寺に永代供養を
お願いしました。

それに伴って離壇届けをお寺さんと交わす書類を作成するなんて聞いたりもして。

で、こちらの希望日と住職さん石屋さんの都合をすり合わせて日程決定。
日程が決定すれば、役所に改葬届けを出さなければならない。
これも佐渡と横浜間、手紙で2回ほどやり取りして、ようやくお寺に提出する書類が
できました。
これについては、私が母の死亡住所を躊躇なく実家にしたら、役所の方から母は施設で
亡くなったのだからそちらの住所を、と訂正を求められたりして。
そうだ、母は施設に転居していたんだ、実家じゃなかったんだと、ちょっとこみ上げて
きました。
先日は従弟が佐渡に帰ったとき、これが最後だからお墓参りしてきたよとラインしてきて、
これにも泣きそうになったり、このところいろいろな感情が渦巻いていました。



当日が近くなったので、住職さんにその日の流れやもろもろの費用、支払い方法などを
伺って、子どもたちの宿の手配をして、と考えられることはやり終えたつもりなので、
ここからは住職さんに言われるまま流れに沿って無事に終えることを願っています。
それでは。

 

 

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5月の庭 ワインカラーの花 リシマキア ‘ボジョレー’ 

2023-05-22 08:53:29 | 

今朝の庭

狭いネズミ額のわが家の庭にどうしても欲しい花が*リシマキア ‘ボジョレー’ 
正式名は*リシマキア アトロプルプレア ‘ボジョレー’ 
こんな舌を噛みそうな名前なんて覚えられっこない。リシマキアだって覚えているか
あやしいもんだからね。これからの季節、野に咲いている*オカトラノオの仲間。

シルバーリーフの葉と穂状のワインカラーの花が美しくて、ぜひともと園芸店を探し回るも
中々見つからない。だから、何回か通っていつもの園芸店で苗を見つけた時の興奮。
マックスよ。脳内で「タキイ種苗に申し込んであるでしょ」の諫めの言葉も無視。
こればかりはと3株購入、狭い庭に大丈夫かの声もやはり無視して購入。
真っすぐお行儀よく立ち上がって、決して暴れないからわが家にぴったり。
それからというもの花開くときが楽しみで・・・苗のうちから写真撮って愛でてたわけ。
ようやく開花。残念ながら花期が短くて今はもう終わりが近づいている。

 4月24日

 4月27日 期待が高まるのよ

 5月1日

 

 5月9日
遅れてやってきたタキイの苗 一株 もう一株はまた別の場所に 一緒に植えたかった

 5月11日

 14日 美しいとき

どの花も引き立ててくれるってほんと

 カンパニュラと

 ジギタリスと

 20日 

あれ 脇から丸い頭が

それにしても、*リシマキア ‘ボジョレー’ が宿根草だなんて初めて知ったわ。
以前育てた時は枯らしてしまったから、1年草だとばかり思っていたのよ。
よし、夏越しを頑張らせる。

 

 

 

 

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