まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

夏 オレンジ・黄色

2020-07-31 08:54:34 | 植物

 

久しぶりに見た夕日。それもあっという間に雲が覆ってしまった。

夕食後、夫がちょっと見てくれと言う。
何を見るのかと言えば「痒くてたまらん」から身体を見てくれと言う。
あまり見たくもないものを見ると、身体中かきむしった後。
みみずばれ、赤味がかった肌。
そしてぷっくり膨れた発疹が、背中と言わず腹と言わず膝裏にまで広がって。
「掻くのはよせ!」と言っても聞かない。
「痒いんだ!」と、夜じゅうぼりぼりぼりぼりかきむしっていた。
知らんわ。疲れたわ。先程医者に行ったわ。

そんな顛末はさておいて。
本来ならな、青空にぐっと映えていたものをこの長雨でちとさびしい。
道路沿いの夏の花。

*ハマユウ

そばの公園に*おにゆり

工事用車両車庫前に*ほおずき  *ひまわり

 

そういえば西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」には
ゴッホの「ひまわり」が展示されているんだわ。
名画の数々を観たい。
でも、東京通過となると躊躇するものがある。会期は10月18日までか、あああ。

 

 

 

 

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*アオギリ 若い実の造形美

2020-07-30 08:47:58 | 植物

庭の草たちも言っているわ。
「もう私たちお腹いっぱいです。腹ン中で水がぽちゃぽちゃいってます。溢れそうです。
いい加減要りません!適度にしてください。欲しいなっていうときにたっぷりください。
それより太陽を!陽の光をください!我らに光あれ!」

 

 

いちばん近いのにつまらない公園だからあまり行かない。
でも、*アオギリが1本あるからちょっと様子を見に立ち寄ることはある。
7月25日、ちょうど実ができ始めていた。若い実。

若い実の形が面白くて。
自然の造形美にはかなわないわね。

 


この時が 7月25日 
それが  29日には ↓ こうなって

もう少し進んだ実はさやのようなものがもっと膨らんでくる

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夏 実がなる

2020-07-29 09:09:44 | 植物

8時前にマサチャンママからのライン電話。
大雨の佐渡の情報、のはずが嘆き節。
スマホのあちらとこちらで「なあ。」「なあ。」とどうにもならないやるせなさを
朝っぱらからやり取りする。
「鬱にもなるよね」と。
白内障の手術をするのんはいいっちゃ。ようなるんだから。
解決できないことがいっぱいあってそれが困る。一つもいいことがない。
と訴えられてなかなか切ることができない。
まままま。

夏に実をつけている植物をあれこれ、日にちはバラバラ、公園やわが家で。

7月19日 広々公園


*シャリンバイ


*ヤマボウシ


*ナンキンハゼ


*クヌギ

わが家


*シロヤマブキ 7月5日


*7月29日


*ヒメシャラ 7月29日


*ホウチャクソウ 4月10日 が


7月12日 実をつけた

道端の*アガパンサス


それで大雨の被害は?
ここら辺はなんともないけど、小佐渡の方でねとのこと。

 

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静子さん、75歳 『静子の日常』 井上荒野著

2020-07-28 09:09:20 | 

井上荒野さんの作品3作目。これがいちばんよかった。

夫が亡くなった後独り暮らしだった静子さん、息子一家が新居を構えるのに合わせて
自宅を売り払い、それを持参金として息子家族のもとにやってきた。
嫁の薫子さん、孫のるか、息子愛一郎。息子家族との日常生活が始まった。

フィットネスクラブに通う静子さん、クラブのあちらこちらに張り出される注意書きに
「ばかみたいだわね」と呟いて。広辞苑で「ばか」と言う言葉を調べる。
注意書きの小さな張り紙。そこに小さな黄色い付箋。付箋には細い毛筆の字で「ばか?」

夫の十三さんは筋金入りの下戸だった。
それに合わせて静子さんも一滴のお酒も飲まなかった。
それは夫にではなくて、自分への忠誠として。
妻でいる間は、飲まない、と決めていた静子さん。
十三さんの通夜の後、五十年ぶりにビールを飲んだ。手ずからコップに注いで。
十三さんの死とともに、十三さんの妻をやめる決心をしていたから。その儀式。

静子さんは息子夫婦の子育てには一切口を挟まない。
人が決めたことについてはそうでもないが、自分が決めたことはぜったい守る。
それは静子さんの信条である。

と言う具合で、なかなかの個性の持ち主の静子さん。
静子さんのこと、好きなようなそうでもないような。

見合い結婚だった静子さんは夫を愛そうと努めた。
定年になった夫がそれに気づきはじめたようなので、
「それはあなたの気のせいですよ」と思わせるためにいっそう努めはじめた静子さん。
そのことにひどく疲れて、十三さんが死んだときは、正直言ってほっとした静子さん。
ほっとしたのに今頃になって(どうして死んじゃったんですか)などと思うことがある。
不思議だなと。不思議なのは心か、それとも過ぎていく時間か、
あるいは生きていくことだろうか?

ここらへんの微妙な静子さんの心の揺れは、まだ私には分からない。

静子さんは昔の想い人大五郎さんに会いに施設へ行った。
「私、あなたを愛していません。そう言いに来たの」そう告白しに。
ある日、大五郎さんから青いクレヨンで書いた「くるな」の葉書が届いた。
それを読んだ後、和服を着てフィットネスクラブに行き泳ぎ出した静子さん。
泳ぎながら泣いた。嗚咽をこらえて「ばか」と呟いた。

あの道はどこに通じているのだろう。静子さんは行ってみたいと思う。
「行ってみればいいじゃないか」亡くなったご主人の十三さんは言ったものだ。
行ってみればそれがたんなるつまらない道だということがわかるんだから、と。
随分がっかりさせられたものだったが―でも、いつか行ってみましょう、
と思った静子さん。

家族の章が間に挟まれて書かれている。
出会い系サイトにはまっていた息子の愛一郎さん。
仕事でいろいろと悩みがある嫁の薫子さん。
青春真っただ中のあれこれがある高校生の孫るかちゃん。

適度な距離感を持っての家族の日常。
家族全員それぞれの小さな屈託を抱えていながらも、
日々を大過なく過ごしていく知恵を持っている人たち。

肩肘張らなくて読むことができ、あっという間に読み終わる。
読み終わった後は温かく清々しい気持ちになる。

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青空 vs 驟雨

2020-07-27 08:20:34 | 街・風景

昨日の記事で、青空は広がるのか消されるのか、と書いたけれど。
その後がすごかった。空まで頭が変になったんだわ、きっと。
いやはや。狂っとる。

記事を書いた後は青空の勝ちで晴れてきたのよ。
それが1時間も経たないうちにすごい雨が音立てて降って来て。
夫はちょうど外から帰ってきたから「あらあよかったわね」なんて安堵したわけ。
あちゃあ、今日もひきこもりかとため息ついていたら、
雨は止んで見る見るうちに青空が広がって行ったの。
こりゃあ青空の勝ちに決定だなと。
そんじゃ行って来ようと回り道しながら買い物へ。

ところがどっこい、雨の方も負けちゃいない。
午後になったら勝負かけてきた。
暗くなってきたなと思ったとたん、またもや激しい雨音。
お前の勝ちか、と窓を閉めにあたふたすると、
降るだけ降ったからもういいかってな具合で、サーッっと上がる。
まさに驟雨とはこのことだな、と。
そんな青空vs驟雨の綱引きが繰り返されて勝負は一進一退、そのたびに開けたり閉めたり。
夜になると雨は雷を連れてきて一気に勝ちに来た。
退屈なババには、けっこう面白い綱引きの見物だったわ。

今日も怪しげな空模様だけれど、まだ勝負は続くのかしら。

 

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ハリセンボンのような*フウセントウワタ(唐綿)

2020-07-26 09:14:17 | 植物

切れ目に青空がのぞいているような朝。
はてさて青空は広がるのか消されるのか。

いやあ、あやうく住居侵入罪に問われるところだったわ。いけない。
昨日、農協への狭い道を原チャリで走っていたの。
途中、やや高いところにある車庫のフェンス寄りに咲いているハリセンボン
のような果実をつける*フウセントウワタが以前から気になっていて。
(私は右隅に見える道から降りてきた。手前が青空車庫)



昨日はコンデジ持っていたから、よそ様の車庫だけれど庭先にあるわけでもないし
1台分単独の車庫だからちょっとだけ、と断りなく侵入。

そうは言ってもよそ様の敷地には違いない。
ましてや昨日は車も止めてあった。ドキドキしながら撮っていたわけよ。
と、こちらの家から奥様が出てらして(もちろん私は気が付かなかった)

「何か御用ですか?」って。「見かけない方なので」って。
そうよね、ヘルメットかぶったまま怪しい奴がうろうろ車の横にいるんだものね。
「フウセントウワタですよね。あまりに珍しいから写真撮ろうと思って」
弁解しつつももう平謝りです。早く逃げ出したいくらい。

私よりはお若い奥様、いい人ね。詰問するでもなく抗議するでもなく、
「よかったら持っていきません?これすぐに根付いて増えるんですよ」
とおっしゃって今にも掘り出しそう。
ご厚意は有難いけれどわが家の狭い庭にはちょっと無理。
「また見たくなったら、またこちらで見せてもらいます」と丁重にお断りする。
車庫から戻って原チャに跨っていたら、庭にしゃがんでいた奥様が走ってきた。
手には切り取った*フウセントウワタが。
「持って行って」って。感激よ。
原チャのかごに入れようとしたら茎から白い汁がぽたぽた落ちる。
とそれを見て「ちょっと待ってて」と家からビニール袋を持ってきて入れてくれた。

こまやかな心遣い、素敵なひととき。ありがとうございます。

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レジ袋有料化で

2020-07-25 09:06:20 | くらし

7月も終わりの声をきいているというのに、相変わらずの曇天。
私の心も曇天、いやいや雨模様。いやだわ。

レジ袋が有料化されて。

スーパーでの食品購入には、有料化前からいつも買い物袋持参だったから
何の問題もない。当たり前のことよ、ぐらい。
でもな、レジ袋がもらえないとなるとゴミ袋として使っていたからそれが困るな、
なんてせこいことが頭をよぎったりして。
「ゴミ袋くらい買いなさい」の声が聞こえるわ。

そう食料品は身についていたから何でもないのだけれど、
思いがけないところで「えっ?!」となった経験が二つ三つ。

私が行ってるスーパーでは日用品はレジ袋に入れてくれていた。
それが、洗剤買ってあれこれ買ってレジに行くと「袋、要りますか?」
「えっ?!」あっそうか。
すでに食料品で満杯になっていた買い物袋に入る余地はない。「はい」
レジ袋代の支払い、損した気分。

デパ地下でお弁当買ったら「袋、要りますか?」「えっ?!」
まさかお弁当をそのまま野菜や肉と一緒に詰める気にはならない。「はい」
お金払って損した気分。

先日の持病診察の帰り、調剤薬局でお薬をもらったら「袋、要りますか?」
「えっ?!大丈夫です」
いつも持っている小さめのトートバックだけれど入ったわ。

農協で買い物した後、店先の花苗を見ていた。
いっか庭がさびしいものな、とブルーサルビア3個購入。
「袋、要りますか?」「えっ?!そうよね」
ああ、苗購入の小さいレジ袋も有料化か、と憮然とした。

これらの経験に懲りて、買い物バックはビニール製・布製2つ持ち歩いている。

 

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ユリは夜開く?

2020-07-24 09:03:47 | 

♪赤く咲くのはけしの花 白く咲くのは百合の花
 どう咲きゃいいのさこの私 夢は夜開く

藤圭子さんの投げやりな歌声が聞こえてきそうだわ。
この歌の白い花って*カサブランカかしら。
けしの花は歌に似合いそうだけれど、カサブランカはちとご迷惑だ。うん。


7月12日 1つ目開花


7月13日

しかし、カサブランカ、どうも夜開くような気がするのよね。
♪百合は夜開く
昨日まで開いていなかった蕾が朝になると開いているのだもの。ほら。
3つ目の蕾。



手前の蕾 7月14日 16:35 開いている花は2個(奥と左)

別の角度から 右横の蕾 同じく開いている花は2個(後ろと前)
それが次の朝 雨戸を開けたらほら3つ目が開花 明るくなるのを待って写真を撮ったの

7月15日 9:10 見事に3つ目の蕾の花開く(右)
やっぱりカサブランカは夜開くのかしら

7月16日 4つ目開く

7月19日 6個全部開花 おめでとう
おまけ

 

 

 

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アジサイの色は・・・

2020-07-23 08:59:29 | 植物

昨日ヨーコチャンから電話。
「あんた、どうする?」って。
ほんとどうしよう。お盆に帰省してもいいものかどうか、悩む。
「妹がいちおうフェリーの予約取ったけどさ、どうしようか困ってるのよ」
ほんとどうしようね。私だって帰りたい、いやお盆だから帰らねば、の思いがある。

と、ここまで書いていたら、まさにマサチャンママから電話。
情報をくれるよう頼んでおいたのよ。
「あんた、帰らんほうがいいんだね。今の様子じゃそのほうがいいと思うわ。
ここら辺のもんも、島外に出た人は今年は帰ってこいせんように、って言うとるし。
墓のことだったら、花ぐらい立てておいてやるっちゃ、心配せんでもいいわよ」
そうか。
昨日佐渡でもコロナ感染者が出たというニュースがもたらされた。大騒ぎだって。
諦めるしかないか。

つくづくと写真のアジサイに見入る。舞岡公園もみじ休憩所までの道のアジサイ。
いい色だわ、シックな色に変化して。好きよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆に墓参りを諦めなければならない、なんてこった。
生まれた初めてだ。まさかの事態。心ここにあらずよ。

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コロナとマスク

2020-07-22 09:06:08 | くらし

昨日の眼科受診の結果。緑内障も白内障も今のところ大丈夫ですって。
よかったわ。何しろ母の兄弟姉妹が3人とも緑内障だから私もリスクが高い。
ま、とりあえずは安心よ。
行きから帰りまで、もちろんマスク使用。

そういえば先日の持病診察でのこと。
持病とは40年以上ものお付き合いだから、医師に「どう?」と言われても、
「頭から足まで具合が悪いです」なんての受け答え。
「お酒でも飲んだら?あっビールとワイン飲んでるんだね」
「先生も昨日飲んだんじゃないですか?」と私だってお見通し。

話はコロナ騒動に移って。
「風邪がこの世からなくなってる?終息なんて言うから間違いなんだよ」と医師。
どの専門家の話を信じればいいか分からなくなってきます、と私。
でしばらく専門家の話をして。ところで、
「人がいないときはマスクしなくていいですよね」と日ごろの疑問をぶつける。
「いいよ」とのお返事に、
「この間マスクしないでいたら30m(ごめん、友人たちよ50mは話を盛っていたわ)
も先にいたジイサンにシッシッってやられたんですよ、感じ悪くて。
との体験を話した。

そうなの、前、金沢八景に行ったとき、平潟湾の前でマスクなしで眺めていたのよ。
だってね、目の前海、人っ子ひとり歩いていない。
いるのはその道路ずっと向こうのジイサンだけ。マスクなしで何の文句があろうかと。
それが犬でも追っ払うようにシッシッっだって。おまけに通りすがりに、
「今頃付けやがって!」の捨て台詞。私は、あんたが来たからマスクつけたのに。
ああああ。



まさか、そこまでは話さなかったけれど医師は、
「日本はまだいいよ。テレビで見たんだけどアメリカではマスクのことから
殺人にまでなったみたいだよ。コロナで死なないで他で死んでるんだから」
「変なジイサンがいるな、と思えば」とまことに的確なアドバイスしてくれた。
で、私のマスクを指して「熱中症に気を付けてね」と念押し。
何の病気の受診をしているのか。後の順番待ちの方、ごめんなさい。

後日のこと、こちらは舞岡公園散策の日。
田んぼ脇の小道を歩いていたら、向こうからも老紳士が歩いてくる。
背中を向けるようにして通り過ぎるのを待った。
老紳士は「すみません」「すみません」と2回も。いやいや。
「私、マスクしていないので」と。私の方が気を遣って当然よ。
こんな方もいらっしゃる。

「マスクしていないあんたがいけない」と言われればそれまでだけれど。
コロナ。「見えない、うつる」は、ほんと様々な意味で恐ろしい。

 

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