まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ニリンソウおじさんの田んぼ 野草

2020-09-30 08:47:19 | 植物

佐渡滞在中の話、記事アップの日にちがめちゃくちゃで自分でも頭が混乱する。
ま、とにかく佐渡での話。
例年なら1週間いるから暇つぶしに自転車散歩であちらこちら行くのだけれど、
今回は3泊4日、実質2日半しかいない。
まことに不本意、不本意だけれどこんな情勢だから致し方ない、長期滞在は遠慮する。
おのずと行動範囲は限られてきて、自転車ギコギコはほんの近場のみ。

そのほんの近場のニリンソウおじさんの田んぼ。
もう作っていないことは分かっていたけれど、
*サラシナショウマと*トリカブトの花にだけでも会って来ようとギコギコ。
なんの、5分もギコギコすればいい距離。

田んぼに入る道に来て絶句。
草ぼうぼう、荒れ放題。ひとが通った足跡もない。
おじさんが田んぼを作っていた時は、きれいに草が刈り取られていたのに。
いつも軽トラが崖っぷち突き当りに止まっていたのに、それがオジサンいるかの目印だった。
それでもと雑草をかき分けて、その軽トラが止めてあった場所に行ってみた。
背丈まで伸び放題の雑草で田んぼが見えない。

そうか、人の手が入らない田んぼってこうなるのねって、しばし呆然と。
家族や親せきに送るだけの分を作っとる、おれができなくなったらお終いだ、
と言ってた言葉通りの光景。
早春、田んぼ脇の土手に咲いていた白い*キクザキイチゲ *ニリンソウの花。
名前を知ったおじさんの嬉しそうな顔。たびたびお邪魔して世間話に興じたのに。
どうしているかしら。

荒れ地の中に。

 *ゲンノショウコ

 *ママコノシリヌグイ

 *ヘラオオバコ

 *ツリフネソウ

 *アブラススキ

途中の道、崖の上に1本とはいえ、大好きな*オヤマボクチに会えたので良しとしよう。

 

 

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欲しい!欲しい!欲しい!『もうひとつの江戸絵画 大津絵』東京ステーションギャラリー

2020-09-29 09:09:57 | 展覧会

3月以来の佐渡行き。
まさか東京に寄って行ったりしないでしょうね、という横浜友の懸念は当たらず佐渡直行。
そうよ、大掃除という使命を帯びているからそんなことはしない。

でもでも帰りくらいはいいでしょと探した結果、これだ!とすぐに決めて。
大津絵、東京駅、上等じゃないの。外を歩かないで済むからね。
大津絵はずっとずっと以前、どこかで見た記憶があって大好きなジャンル。
予約チケットを購入しておいた。

案の定、25日は予定になかった台風の影響で雨。佐渡も東京も雨。
よかった、東京駅構内を歩けば美術館もランチも傘をささないで行くことができる。
鑑賞時間は12時からで予約したが、11時前には着いたのでランチ前に観賞しておこうと
ダメもとで受付へ。大丈夫、空いているからどうぞということで入館できた。

それにしてもこのタイトル(?)がすごい。
何としても手に入れたい!ですって。そう私の気持ちそのまま。

大津絵は江戸時代初期より、東海道の宿場大津周辺で量産された手軽な土産物でした。
わかりやすく面白みのある絵柄が特徴で、全国に広まりましたが、
安価な実用品として扱われたためか、現在残されている数は多くありません。

文人画家の富岡鉄斎、洋画家の浅井忠、民藝運動の創始者である柳宗悦など、
当代きっての審美眼の持主たちが、おもに古い大津絵の価値を認め、所蔵。
こうした傾向は太平洋戦争後も続き、洋画家の小絲源太郎や染色家の芹沢銈介らが
多くの大津絵を収集。(フライヤーから抜粋)

題材は、風刺画・美人画・鬼・仏画・若衆などなど多岐にわたっている。
私は鬼の絵が気に入っている。あと美人画もね。

写真撮影は禁止なので以下の絵はwebから借用した。

同じ画題でいろいろ描かれていてそれぞれに少しづつちがっていて、
こっちのほうがいいな、なんてお持ち帰りの絵を品定め。例えば、

  「鬼の念仏」3点

どの鬼をお土産にお持ち帰りしたいですか?なんて、ね。

 
猫がネズミにお酒を飲ませれば結果は、明白。「釣鐘提灯」提灯の方が重い?!さて。


「外法の梯子剃」さてさてこの絵の意味することは?この画題も多くの絵が展示されていた。

はい、お待ちかね美人画。

 
「藤娘」                   「傘さす女」

いいでしょう、色っぽくて惚れ惚れする。即お土産にお買い上げするな。
他にも惚れ惚れする美人画はたくさんあったわ。

じゅうぶん楽しんだけれど、150点もの作品は私には多すぎて出た後はへろへろ。
でもでも満足。やっぱり美術館には足を運ばねばと。



こちらでお会いしたご婦人が「心に栄養補給しましたね」とおっしゃっていたもの。

 

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新潟県内に現存する唯一の五重塔がある『妙宣寺』 

2020-09-28 08:48:03 | 建築物

世尊寺を出て道なりに歩いて。

彼岸花を見ながらゆるゆる歩いて行くと、木立の向こうに五重塔が見えてくる。

五重塔が見えてくるとちょっとワクワクして「妙宣寺に来た」の感が強くなる

相川の長坂茂三右衛門と金蔵の親子二代を棟梁とし、
文政8年(1825)に建立されたものである。
そうな。
秋、紅葉の向こうに五重塔、素晴らしいのよ。

妙宣寺は、日蓮聖人に帰依した佐渡人最初の檀那・日得上人が、
弘安2年(1279)以前に開いた金井新保の道場「阿仏房」を前身とし、
天正17年(1589)に現在地へ移った際に妙宣寺の寺号を起こしたといわれている。
と説明を丸々コピー。

本堂

本堂横の壁にこんな板絵 何でしょうね

祖師堂

この祖師堂前のシダレザクラがこれまたきれいで

境内の池に水連がまだ花開いていてうれしくなった。
妙宣寺はいつ来ても手入れが行き届いていて清々しい。
静かでだれ一人いない。ちょっと怖くなったくらいよ。

そろそろバスの時間、一台逃すと1時間はぽつんと待たなければならない。ほんと。

バス道路に出る前の道に。
で、次は真野公園まで行くつもりでいたのにすでに気力体力限界よ。
向こうからちょうど両津行バスが見えたので、急遽変更、帰ることに。
フリー乗車区間でどこでも乗れるから、大急ぎで反対側に渡って手を挙げた。
ああよかったわ、どさっと座席に腰を下ろす。
途中からは車内もタクシー状態、乗客は私ひとり。佐渡の路線バス状況ね。
半日にもならない路線バス旅、それでも秋の佐渡を味わって満足する。

 

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23日 路線バスで国仲へ

2020-09-27 07:28:18 | 自然・風景

22日の午後1時過ぎに佐渡の実家について、大車輪で働き最後に墓参り。
花を買ってお寺に行ってみると、墓にはコスモスの花が立ててある。
ありがとう、コスモス大好きなマサチャンママが立ててくれたんだ。
いけないのかもしれないけれど、持って行った小菊と女郎花を加えて手を合わせる。
これで、母も夢に出てきて催促することはなかろう。

翌23日、秋日和。
グダグダするのはもったいないから1日路線バスフリー切符を買った。
銀行でお金をおろして、マサチャンママに借りていた香典代金を支払いに、
電気屋さんで昨日買った掃除機のお金を支払いに(持ち合わせがないから借りていたの)。
そんなこんなの用足しをしていたらすっかり遅くなって慌てたわ。

久しぶりに五重塔がある妙宣寺に行ってみようと真野町まで行く南線に乗る。
土日祝日なら門前に停車するがあいにく平日、歩けるかと心配したが案内には
竹田橋バス停より10分とあるから、ま大丈夫だろうと。

5分くらい歩いたところで右に曲がり大善神社に立ち寄る。

この神社の能舞台は素朴でそれでいながら本格的で見惚れる。


保存状態もとてもいい 
鼓の音とかが聞こえるかとしばし瞑想したが 
あいにくそういう感性は持ち合わせていなかった

続いて世尊寺にも立ち寄る。

そしてもう一度大きな道路に出て国仲平野を眺める。
そこに「佐渡飛鳥」の碑が。

昭和25年か、はるか昔だ。
風景は変わっただろうが、なんとはなしの雰囲気は残っているのかもしれない。
清々場所の田んぼ風景とは明らかにちがう。なんといってものびやかだ。
ここでは清々できない、ただただのんびりするだけだ。

国仲平野、稲刈りはほぼ終わっていた。

「稲刈り後の田んぼの景色が一番好きだ」と言った友人がいる。

 

 

 

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東京駅 新幹線ホーム 朝の光景

2020-09-26 09:04:44 | 街・風景

ああ、やっぱりパソコンはいいわ。
いつもお邪魔していたブロガーさんを訪ね、記事や写真を読んでふふふと。
自分もキーボード叩くのはラクチン。しょっちゅう間違えるけれど、ipadミニ
とは比べ物にならない。写真も大画面で見ることができるし。
後は、記事の問題だけれど、まままそれはそういうことでご勘弁を。

それにしても、雨なのね。8時過ぎというのに暗い空、いやだわ滅入る。
滞在中の佐渡の朝日を送り届けたかった。
昨日は、台風がそれてくれたおかげで海上も穏やか
(2mの波との予報で酔い止めを飲んだの)、よかったよかった。2時半前には帰宅。
そうよ、佐渡土産を並べて夕飯ね。そのために重い荷物を我慢したんだから。

で、遡って22日(火)秋分の日 早朝の新幹線ホーム光景。
自由席は南口の方だから、ホーム端っこからは有楽町方面が臨める。

通勤電車の行きかう様子もホームから見ていると 文字通り高みの見物

新幹線ホーム もうすぐ出発する東北新幹線 乗客少なし

先に出発する新幹線は発車準備中

安全よおし!

出発!

お客様が少なかろうがいつものお見送り

次に入線してくるのが 私が乗る上越新幹線 9時12分発「とき」
去年までは年3回 人であふれる賑やかな賑やかなホームを見ていたのに。

 

 

 

 

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佐渡みやげ

2020-09-25 06:55:00 | くらし
今日、これから横浜に帰ります。
3泊4日は忙しい。何がなんだか分からないうちに帰る日になって。
やるべきこととやりたいことがごちゃごちゃして、やったようなやり残したような。
疲れたわ、あれ?最初から最後までこの言葉。ままま。

墓参り、掃除、見る、会う、用足し。終了!
後はこちらを持って帰るだけ。疲れるな。




雨が降っています。
そろそろ乗船の準備を。それではまた。
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2020-09-24 14:38:00 | 自然・風景
夏のような日差しの昨日。
バスで出かけて歩いて来た帰り、昼食を食べた食堂から見た景色。
見慣れた景色だけれど、夏を引きずったような空気が素敵だったので。



両津 夷の街並み



ひと休みした後 清々場所への道すがら




イチジクの向こう




キバナコスモスの向こう





ススキの向こう

秋が広がる。







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黄金色 実りの秋

2020-09-24 09:31:00 | 自然・風景
黄金色を見たくて清々場所へチャリンコギコギコ。




ああ良かった、間に合った。
長い梅雨、酷暑の夏を乗り越えて。実りの秋。
なぜかほっとする。




振り向いて反対側。金北山背に。




左雲に隠れて金北山 右 ドンデン山





雲まで芸術の秋


それにしても、常日頃如何にごろごろ怠惰な日々を送っているか、
自転車こいでよおくわかったわ。

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日の出 チャリンコ散歩

2020-09-23 17:52:00 | 自然・風景
どうも写真挿入がうまくいかないのよ。
アップしたい写真が上がらない、しつこく挑戦。




実家前



ちょっと上った














おお〜執念が通じて。
だってね、その日の朝日はその日のうちに。いくらだらしない私でも。
それにしても、できたりできなかったり。なんなのかしらね。

あっ、念押しです。朝日です、夕日ではありません。





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日の出と共にチャリンコ散歩

2020-09-23 08:56:20 | 自然・風景


早く寝たから早く目が覚める。
布団の中でごろごろしていたら、徐々に外が明るくなってきた。
こうしちゃいられない、私は掃除しに来たんじゃない!とはね起きるて。
自転車に空気入れて、タソガレ場所までギコギコ。















タソガレ場所


ほんの短い時間の自転車散歩で佐渡にいることを実感する。















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