5月28日。
元職場同僚からハイキングのお誘い。
六浦駅から朝比奈切通しを通って、竹の寺『報国寺』まで。
途中、草花の薀蓄をたれるもすでに皆さんご存知のよし。それとなく伝える大人の対応。
そのくせ、聞かれたことには首を捻って対応できず。
まことにもって恥じ多し、赤面のみ。人間が出来とらん。
けっこうな距離と時間歩いて、ようよう報国寺に。
屋根の上のなんとか蘭も、とうとう分らずじまい。
200円払って竹のお庭へ。
「もう、お腹いっぱいだからお茶はいいわね」
と、大声で断るも中高年おばさん軍団の図々しさあつかましさ。
よくお手入れされた竹のお庭はまことに清清しく爽快。
暑苦しく感じる寸前の緑も気持ちをリフレッシュさせてくれて・・・
すぐそばなのに、『杉本寺』は階段がきついから止めよう、となるところがなんともかとも。
次回の約束をして、八景行き、鎌倉行きの二手に分かれて解散。
私にあったのか？！って。
むむむむ・・・残念ながら違う。
私だってそんなグッズがあったら今すぐ買う、使う、試す。
ぶよぶよのお腹、引力に従ったお尻、大振袖の二の腕、ぶら下がる頬。
ま、そのおまけにたるんだ精神。
使うところは身体中よ。どこもかしこもよ。はい。
ちがうちがう、庭の引き締めのこと。
ヤグルマギクとリシマキアの濃紅というのか葡萄色というのか渋めの色が、甘いパステルカラーの庭をぐっと引き締めている、と思っている。
5月17日、たった1本のヤグルマギクでも、薄紫のギリアをより引き立てる。
そして3箇所に植えた5月20日の＊リシマキア。同じ日に買って植えたのにこの違い。
ツクシのようなリシマキアは他の花の邪魔をしないで尚且つ存在感あり。
5月25日 
5月25日
ここから見ると実物よりぐっと素敵に見える、ほんと。
って、ほんとか！？ちょっと大口たたいて恥ずかしい。
でもいいんだ、私は満足しているもんね。美しいなあと眺めているもんね。
宿根草のコーナー。5月24日。
左から モモバギキョウ、カンパニュラ涼姫、ジギタリス。（カモミールは1年草）
部分切り取り。29日。
ジギタリスのボリュームはけっこう好き。
斑点なしのはずだったのに・・・の思いは内緒。
ちょっとお邪魔しますの黄色頭＊グラスペア ＊クサヨシが涼しげ
盛りがあれば衰退もあり。花だって人間だって同じだわ。
この時期、庭はめまぐるしく変わる。
楽しみ、楽しみ。
追いかけるのも大変。
蕾ができたぞといってはパチリ。
一つ開いたといっては記念写真。
咲き揃ったといっては今を逃すかとパチリ。
朝の光が最高といっては、夕方の淡い光のほうが見栄えがするかといってはパチリ。
きりない。
で、そうこうしているうちに、我が家の庭は今がいちばんだからそれなりに次々と、うん・・・
出番待ちも増え「早うせえ」の催促がうるさい。
そんな出番待ちさんの期待にこたえて、5月の白い花たち。
コンボルブルス・クネオルム
カモミール
カスミソウ
この3つはそろそろ終わりそう。
オキザリス
ミカン
ホワイトレースフラワー
白い花が咲き誇っていると庭が輝いて見えるわ。
いやいや、そちら方面ではありません、決して。いくらなんでもねえ。
レジでの話。
（メラレウカ）
レジに並んでいざお金を払う段になってお札を渡すと、レジの方、そのお札を、確かにその金額いただきましたってな感じで、私のほうに見せるじゃありませんか。
そのお金に手を出してもらおうとするの、私。
いま経っても自分で払ったお金をまた取り戻そうとするわけよ。無意識よ無意識、もちろん。
出されたものは何でも受け取る、もう習性になっているね。恐ろしい。
それも1回や2回じゃないの、目の前20センチくらいの位置にあるとぼんやりなにも考えずに手が出る、何回やったか！
レジの方、苦笑。私はさすがに赤面、言い訳しきり。はあああ・・・
（タイム）
そういえばこの間。
ATM操作が分らなくなった、ほんと。
カードと通帳を入れての操作。
何回やり直しても、この通帳は使えませんって、すげなく紙が出てくる。んなバカな。
とうとう案内のおじさんに助けを求めたわ、はい。
でもね、おじさんの指示通りにしても通帳ダメ出しの紙は依然として出てくるのよ。万事休す。
窓口に行こうと決断した途端、そうだった！ってひらめいた。
はい、その通り！通帳の表面裏面間違って入り口に突っ込んでいただけなの。ったく。
（リナリア） （宿根リナリア）
そういえば4月に佐渡に帰ったとき。
掃除機のダスト袋を取り替えようと思い立って。
どこを開けるんだったかいなと、掃除機の縦横斜め嘗め回しても分らない。
今の今まで自分がやっていたのに。どこをどうしたら開くのか見当が付かなくなったの。
焦った、焦ったけれど出来ない。とうとう私もおかしくなったなと覚悟した。
でも出来ないものは出来ない。仕方ない、そのままにしてほったらかし。
5月に帰ったとき、夫に新しい視点で（大げさ）見てもらった。
なんのことはない、そこをぱかっと上に上げるんだったわ。
あああ、それにしても自分が不安だ、どうなっちゃのかしらね。ま、いっか。
なるものはなるんだものね。あ、でもやっぱり恐ろしいわ。
22日。
飲み疲れの夫、気疲れの妻の我ら夫婦。
宮島を後にし広島駅まで帰ることに。ただならぬ疲れだから後先考えぬ、とりあえず広島駅行きだということだけ確かめて。
すぐそばの宮島口駅で待っていた電車にとりあえず乗り込む。
乗ってから分った。やけに直ぐに停留所に止まる地面走る。そうか、路面電車、広島電鉄だったのか。
大変だわさ、駅までちんたらちんたら、おっとのんびりゆっくり。せっかちな自分には苦行の時間。
苦行の割りに楽しめる。車掌さんの動きや料金の払い方などがこちらと全く違うから面白い、止まるたびにガン見。
外の風景も高い建物がなく空が広いわ高いわ、ふーーんという感じ。
原爆ドームも電車の窓から観て。
1時間以上かけてようやく到着。
結局始発から終点まで乗っていたのね。
その日は岡山泊まり。なんということない。
直ぐ帰るのはなんだ、でも少しでも横浜に近いところ、新幹線の駅と在来線の駅がくっついているところ、少しは見学場所があるところってんで、岡山。
部屋に入るや否やベッドでごろごろするのみ。
翌日。岡山城、後楽園見学。朝早いのは得意だから速攻出発。
味を占めて。またもや路面電車利用、100円よ料金。
のんびりゆっくり、ちんたらちんたら。動いたと思ったら直ぐ止まる。
城下で降りて後楽園まで散策。いやいやひたすら歩くのみ。
遠くに岡山城も見える。
そうでもないかの一言感想のみ。済まぬ
帰りも。
カーブを曲がって入ってくるのを見るのはなかなか。
結局、城より電車内こちらの方を愛でてしまったわ、可愛い！
岡山といったら 桃太郎。鬼征伐。
予定より2時間も早い新幹線のぞみに乗って帰ってきた我ら夫婦。
のぞみは速いね、の感想のみ。ダメだ、観光は。
これからも夫婦旅行はツアーに頼ることにする。
式前日の5月21日。
曇り空の宮島へ船で。15時過ぎ着。
ちょうど大潮のときで。
鳥居の内、境内はすっかりむき出し状態、ちとイメージが狂う。あさり掘りの人多し。あれま。
のんびり散策。神社見学。
大潮の厳島神社
朱塗りの神社はさすが世界遺産に相応しい。
5月22日 厳島神社 快晴。
初々しさぎりぎりのところで娘が挙式をしました。
そんなこんななので「あんまり大口開けて笑わないほうがいいんじゃないの」とたしなめた次第でして・・・
花婿の実家が広島、廿日市なので厳島神社で式をしようということになったようで、当日は88歳になるおばあ様も出席できて本当によかったと思いました。
話を聞いた当初は正直「えっ？厳島神社？」と思わないでもありませんでしたが、お天気と大勢の観光客の方々に祝福されて、親馬鹿ちゃんりん「いい式だったなあ」と感慨にふけりました。
親馬鹿ぶりをアップいたします。
お払いを済ませてから 式場に向かいます
回廊をゆるゆる歩き 本殿（前日撮影）で挙式
無事に式を終え、お祝いに舞楽『蘭陵王』の舞を奉納。
なかなか観る機会がないそうで、厳粛でおめでたい時に相応しい舞を堪能しました。
居合わせた観光客の方々もとても喜んでくださいました。
笙、篳篥（ひちりき）、鞨鼓（かっこ）太鼓の楽器が鳴り響くと
衣装と仮面を付けた舞手が登場
舞台正面に上がってきます
まことに絵のような光景 4月の大風で壊れた大鳥居が修復中なのが残念で・・・
式の全てが終わり、両家の宴になったとき、娘に飲みすぎるなの睨みを送ったことは言うまでもありません。
残念ながら超絶細目のため効き目がなかったことも言うまでもありません。
それにしても、この日まで容態が変わりなかった母には本当に感謝しています。
ありがたかった。
会いに行くたびに母に「○ちゃんの結婚式までは元気でいてよ」と声をかけ、
仏壇の父には「まだ母さんを連れて行かないでよ」と頼み込みました。
もういいよ、とは言いませんが、6月に会いに行ったときには感謝の言葉を伝えなくてはと思っています。
十分に美しい色を持っていて。
花にはない葉の色が魅力的なのもありまして。堪能。
*ゴシキヤナギ*
白、薄ピンク、斑入りの緑、微妙な色合いを楽しめる。
*ヤブラン*
きれいなきれいな緑黄緑の縞模様。
舞岡公園で4月30日。
*アカメガシワ*の新葉の深い紅色が緑に映えて。
ちょっとのお知らせ。
仏事ばかり続いた私の身辺。
ようやく巡ってきた慶事。
出かけますので2,3日ブログをお休みします。
散歩や買い物途中の家々の庭には、今が盛りの薔薇。
今朝の買い物途中には。
玄関をはさんだ家の壁面に沿って左右に見事な二種類の薔薇が一面誘引してある。
アプリコットカラーと透明な白。しばらく立ち止まって見惚れたわ。
幅約30センチしかない地面に植わっている。はああ。
庭が狭いからって言うのは言い訳ね。
まままま。よそ様はよそ様、我が家は我が家。
今が盛りの楚々とした美人、カンパニュラ3種類。
ほんとは釣鐘形の花は好みじゃない。ホタルブクロで十分（ホタルブクロもカンパニュラですって？）。
だから、購入したカンパニュラは釣鐘釣鐘していないもの。
モモバギキョウ （５月15日） （5月19日）
オトメギキョウ （5月12日） これは長い間我が家にいる。
＊涼姫＊ などとまことに体を表している名前 （5月18日）
庭に馴染んでいるようなひとり主張しているような。微妙。
