まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

拝啓、横浜友TさまYさま

2008-04-30 10:03:21 | モブログ
私、いち抜けさせていただくかもしれません。

「わざわざさ、あんなくたびれることするなんて気が知れないよね。」
「疲れることなんてしたくないよね、どこが楽しいのかね。」
「根性無しには山登りなんてできないわよ。」
等々、我ら散々暴言吐きましたが、私、その山登りに目覚め始めたかもしれません。はまるかもしれません。悪しからず。
けれど、あなた達をお誘いしませんから、その点はくれぐれもご安心のほどを・・・

昨日行ってきました、700メートル級のお山。2時間近く歩きました。私としてはもうそれで十分です。こんな新緑の林を通り抜け、
あちらを眺めて
頂上での豚汁作りにもしっかり参加し、友好を図っています。
浮世の義理を忘れ、もろもろの悩みも忘れ、ひたすら花を眺めながら歩く、どうです?極めて健康的でしょう。

今後その時が来たら、夫婦で日本百名山踏破するかもしれません。
中年女性無謀な単独行で遭難、なんて記事が賑わすかもしれません。

私の可能性が広がったことを報告いたします。ついでに昨日私を駆り立てて止まなかった人たちを紹介いたします。



シラネアオイ 山野草の気品を漂わせる、とある
こんなのがあちらこちらに咲いているのよ


カタクリの群生地  右と左の写真は全く別のところ もうあちらこちらに群生です

どうです?こんな写真を見ると行きたくなりません?お誘いします。
ではではその気になることを祈りまして・・・

ps
Tさん、ヒトリシズカはこちら様
ヒトリさんに姫はおりませぬ、悪しからず。


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151617と

2008-04-28 13:52:49 | モブログ
♪私の人生暗かった~という歌があったわね。

そうなんです、私の人生も十分暗かったわ。暗かった舞台はここ↓

もちろん当時は2階建ての木造校舎・・・
ここでの記憶はすっぽり抜けていると言っていいくらいよ。なんかフテ腐れていたのね。閉じこもっていたのね。無口だったし、暗かったし。おどおどしていたし。
深い意味はなかったのだけれど、ほほづえついて授業聞いていたら、「頭が重いのか!」と怒られるし。
脊椎カリエスとか(結局何でもなかったけれど)診断されて、1年間体育休めて大喜びしたし。
雨の日は休みたくなって、両親が働いていることをいいことに勝手に欠席したし。(年間20日は超えていたと思うわ。)
だから当然のようにクラスメートが何をしていたのか、覚えていない。
マサチャンママだって遅刻友のことだって、当時は何をしていたのかしら・・

でも、フテ腐っていたのは私だけでもなさそう。昨年の同級会での話。

高2の時、お母さんが突然交通事故で亡くなった友
私はさあ、母が死んでからやはりおかしくなったのね。きんちゃんのバイクの後ろに乗って、高校の裏に遊びによく行ったわ。ほとんど勉強なんてしなかった。だって・・
彼ら彼女たちがバイクに乗ってたなんて私は全然知らない。

地元介護友
大学にやってもらえんかったから、そりゃあ反抗したっチャ。
クサカとしょっちゅう映画ばっかり見に行ってたや。(その頃映画館あったのよ)
クサカは、ブリジットバルドーに憧れちゃって、とうとうパリ暮らし。もう40年近くなる。

皆そんなこんながあったのね。ひとりひとりバラバラな青春時代を送っていたのに、
どのクラスより多くの同級会を開いて旧交を温めているなんて、不思議なものです。

今日は、こんないいお天気なのに暗いお話に付き合っていただいて・・・   (ドンデン山)
すべてはあの1枚の写真が行けないのね。

せめてこの華やかな桜をプレゼントします。

ソメイヨシノは散ってしまったけれど、今はこの八重桜がどこも満開。


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行者ニンニク

2008-04-27 09:53:53 | モブログ

は、うまい!
私は今年がデビューだけれど、もう美味くて・・・なんで今まで食しなかったんだろう。
たいてい農家の人が地元野菜を提供している「うまいもんや」に行く。出ていると即行でお買い上げ。
店番友が「あんた、行者ニンニクにハマっているね!」と冷やかすけれど、いいのいいの、ほんとに美味いんだから。

夫が北海道単身赴任当時、「美味いんだぞ」と言っていたのは聞いていたけれど、
その時はなんかうわの空。
ビストロスマップで木村氏がラーメンに入れていて「マジ、うまいっす。」とか言っていたのも聞いた気がするけれど、ほんとかいな、で済ましていた。

ほんとおいしいです。写真のようにくたびれていても大丈夫です。
さっと湯がいてタレにつけるとお酒のつまみにいいと教えてもらったけれど、私はひたすら炒めものにします。
生ではわずかなのに、熱が通った時の甘い香ばしい香り、二ラに似て非なるにんにくとも全く違う香り。
口に入れると、滋味深い奥深いほの甘い独特の味。癖になります。
そういうわけで、今年の私的ヒットは行者ニンニク。ちなみに、食べられる大きさになるまでに7年を要するというから、すごいわね。

あまりに簡単すぎて恥ずかしながらのひと皿


豚肉、もやしと炒めただけ。味付けは塩コショウ。

卵、エリンギ、豚肉で牡蠣油味付けも美味。炒め物関係はなんでもOKな気がするわ。土曜市では、湯がいて細かく切り、しょうゆ味につけて漬物みたいな感じで売っていたけれど、私は?な味でした。

これからもしばらくは食べ続けるわ、行者ニンニク!


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こじつける

2008-04-26 20:25:05 | モブログ

格言オタクとしては、どこまでもこじつけます。何でも強引にこじつけます。
今日の月カレンダーのそれは、
『微笑にまさるきれいな化粧なし』
うーん、それってただのすっぴんじゃいけないのよね。ほほえまなければいけないのよね。ほほえむねえ、できないな、断言できる。バカ笑いはできる、苦笑いもできる、けれど、どう考えても微笑むはできません。いち降ります、抜けます・・・

で、こじつけます。
この人たちは微笑んでいるのではないかと思います。化粧はしていないけれど、優しく微笑んでいて(やっぱりこじつけだな)。楚々として・・・


オオカメノキ

梨の花

スモモの花

こちらもスモモの花

何のかんのやってアップするのが遅れているうちに、梨やスモモの花は散ってしまいました。それこそ開いてからあっという間でした。

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渋めで行こう

2008-04-25 09:54:09 | モブログ

ちゃらちゃらしていないで今後の人生渋めで行けよ、と彼ら彼女たちが助言してくれています。
いいよね、この色。春は心浮き浮きさせてくれる華やかな花も多いけれど、この人たちはシックでさ、これまた一味違う味があるというもの。
華やかにはほど遠いから、こっちの路線でいくことにします。
地味じゃないのよ、あくまでもシックでね・・・


芍薬の芽出し


こちらはヒトリシズカの芽出し 一人ではないところがミソ


再びヒメオドリコソウ オオイヌノフグリとハコベの組み合わせがなんとも好きで


アオキもこんなに渋い花を咲かせて


アケビ 盆栽おじさんはめずらしい3枚葉のアケビ盆栽を持っていると自慢して


花蘇芳 大好きです



 

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あぶない、と、思う

2008-04-24 09:40:00 | モブログ

なあに今更始まったことじゃないよ!と言われることは分かっているけれど、やっぱりこれはかなりあぶないと思うのよ。


キバナノアマナ 海岸よりの林の草地にぽつっぽつっと 草たけ15センチくらい)

今朝、いつものごとくお茶を沸かすために、やかんに水を入れて火にかけたの。
炬燵の布団を上げるために台所を離れて、戻ってみると・・・
あれま、ふたをし忘れてガンガン沸かしていたわ。

この前もなあ、お茶パックの代わりに、何の苦もなくやかんに煮干しをほおりこんだし。ほんとあぶないと思う。父には、
「父さん、私を当てにしんでね。父さんより先にそうなると思うから。」
といつも警告しているけれど、今日はさすがに言えなかった・・・あんまりだもの。

その前は、風呂の水を洗濯機に入れている時、目を離している間にホースが洗濯機から飛び出し、台所が水浸しになったわ。
どうする後始末、バスタオルや何やら動員して。そりゃあくたびれ果てました。おまけに、床下収納庫まで水が入っていて・・・泣きそうでしたよ。
「だからイヤダって言うの。」と給水ホースに八つ当たりして憂さ晴らし。

店で支払のお金を間違うなんてお手のものです。
「お客様、○円ですけれど。」
私がトレイに載せたお金を見て、店員さんに注意されること数知れず。
そんな時でもしっかり者の私は、決して請求金額より多くは払っていないから安心だわ。あれっそんな問題ではないか。

私のベストを自分のものと思ってしっかりタンスに仕舞う父と二人暮らし、大丈夫かしら、この先やっていけるかしら・・・

ニョイスミレ 
菫はたくさんの種類があるけれど、これは小さくて花色が違うから見つけやすい

 

 

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あいさつは

2008-04-23 09:43:05 | モブログ

「蛇が出なかった?」

今、山野草に会うべくあちらこちらに出没していると、地元の方にそう訊ねられる。
いやだよイヤダ、あいつらには会いたくないっつーの。

昨日の清々場所で。清々場所はあちらこちらが山野草スポット。
 
で、ここから後ろを振り向くいて、ドンデン山に歩くと  ここ羽黒神社
去年はここで初めてエンレイソウにお目にかかり大感激したものだけど・・・

神社の鳥居を出ると、そこに清水を汲みに来ていた地元の方が
「蛇が出なかったか?」
ええーーっ、出るんですか?はや出るんですか?
「そりゃあどこでも出るが、新穂の方ではもう出たって聞いたよ。」だって。

しばらく蛇の話で、盛り上がるといおうか盛り下がるといおうか。
「マムシも青大将もヤマカガシもでるしな。いたずらセンニャあ大丈夫だっチャ。向こうからかかってくることはねえが。」
向こうからかかってくることはなくとも、お会いしたら足がすくむよねえ。しばらくの間は夢に出てきてうなされるというものだわ。いやだいやだ。
きゃあーー、とか大声出すと飛びかかるかしら。
「熊じゃあるまいしそりゃあ大丈夫だ!」と太鼓判押してくれるけれどねえ。もう来ません。ときっぱり言ったら、「朝早く涼しい時なら出えせんわさ。」と保証してくれた。

そういえばなあ、ニリンソウのおじさんも、
「そりゃあ、この辺も出るっチャ。よっぽど少のうなったけどな。」と言ってたわ。

マサチャンママも裏のおじさんお寺で花見をしたとき、開口一番
「蛇が出そうだなあ。」と言ったっけ。

昨日のオムツたたみで、老女Bさんが、
「あんたそりゃあ、拍子のもんだわ。おんなじ場所でも会う人は会うし、会わんもんは会わんチャ、なあ。」と仙人みたいに悟っておっしゃる。

父まで「気色のいいもんだねえな。」と言うし。しばらくは暖かい日はふらふらするのは止めとこう。

ハイキング途中の時の老婦人。「おれ、いれば歯だし、ようしゃべれんちゃ。」
と、仕事の手を休めて・・・


ヒトリシズカ



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つばき

2008-04-22 18:17:51 | モブログ

4月の半ばに撮ったのに、ずるずるずるずる延ばしてしまって・・・
彼女たちが怒っています「いい加減に私達を皆さんにお披露目して!」って。

でもなあ、私はあんまり好きではないのよ。
老後が美人女優のそれ見たいでさあ、なんだか見苦しい。
散った様が、だらしなくそこら辺を汚して見苦しい。

とはいっても、最盛期の美人女優は素晴らしくきれいで、人目を惹かずにはいられない。華やかさの中にもどこかひっそりした感じがあって・・・



雪つばき






洋服や同級生から 乙女椿 と教えてもらいました。
「私たち見たいだね。」私
「気持ちだけね。」彼女




美人女優にちょっと陰りが見え始めて

華やか、清楚、いろいろいるけれど、どう見ても日本女優さんたちよね。

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がっくり!

2008-04-22 12:42:32 | モブログ

土手一面のニリンソウにお目にかかろうと、自転車こいで行ってみると、
ああああーーっ!!!「おじさぁーん、そこの土手の草、刈ってしまったの!!!」

思わず叫んでしまいましたよ。お仕事中のおじさん、怒られてキョトンとしたお顔。
そうだよなあ、おじさんにとってはニリンソウなんてどうってことないもの。

「なんか、そこに大事なもん、あったかや。」大事なものがあったも何も。
あんなに見事なニリンソウがきれいに刈り取られているではないの。
「おれな、花に興味ないからなあ。そんなに美しいものがあったんだかや、どんな花ださ。」と可愛くおっしゃるから、まだ残っているニリンソウを教えてあげた。

で、おじさん、ついでとばかり、それはなんだや、これはなんだやと聞いてくる。
可愛げがあるおじさん、人懐こいおじさん。
「それはエンレイソウ、これはアマドコロ、それはエンゴサク。。。」

機嫌直してもう得意になって持っている知識を広げまくる。

「あんた、どこの人だや。こっちのもんか。」と聞かれた。
夷の海岸通りですが・・・続けてこちらにいる事情を話しする。
「そうか、大変だなあ、俺も母さんの時大変だったっちゃ。切ねえだった。」
とその時の話をしてくれた。誰でもそういう時があるがなあと慰めてくれる。

おじさんとはその後も、農業の話やら市議会議員の選挙の話やら両津町の寂れぐあいやらをつらつら話した。やさしいおじさん、いい人。
「去年もあん通り刈っても咲いたから大丈夫だが、来年も見に来いっチャ。あんたこっちに引き上げたらどうだや。」
そう言われてもなあ・・・
また寄せてもらうことにして、さよならをした。


お昼ご飯を食べてひと休みをしていたら、おじさんがデジカメケースをわざわざ持って来てくれました。私、どこで無くしたかと考え込んでいたところ。もう恐縮しきり。

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異形異名

2008-04-21 13:48:35 | モブログ

自分で願っていたのに、実際に見つけてびっくり仰天!
昨日ハイキングに行った人はこともなげに、「そんなの、家の庭にもあるよ。」だそうで・・・

どうです、この姿かたち。アナおそろしやと言いたいでしょ。

『ウラシマソウ』です。もう、異形界の異形としか言いようがないわ。

暗紫色の花と見えるものは、苞だそうで。この苞は仏に供える燈明の炎の形に似ているので仏炎苞と呼ばれるそう。
苞の中の小さな花の塊からムチのような条が出ていますでしょ。この条を、浦島太郎の釣り糸に見立てて「ウラシマソウ」と名付けられたそうで。
この説明を読むと、異名ではないなとひとまず安心するわけ。

ウラシマソウに比べると去年驚いたこの人なんて目じゃない!
『コウライテンナンショウ』
もう仏炎苞の色なんてすがすがしいというもの。驚かなくなったわ。
こちらは、その姿形が蛇の鎌首のイメージがあるかので、佐渡方言で「ヘビノダイハ」もしくは「ヘビノダイオウ」と呼ぶ、というから、その異名はチョイ可愛そう。
「ウラシマソウ」の方がよほどそう見えるもの。

「ママコノシリヌグイ」の異名に、あまりといえばあまり、笑ってしまったといおうかどういおうか・・・
それに負けず劣らずの異名

『キランソウ』 どこが異名か?って。そう、これだけでは異名でも何でもない。

ところがところが、これが全草に毛が多く、根生葉が放射状に出て地表をびっしりおおうことから、『ジゴクノカマノフタ』という別名をもつというから面白い。
そして、すぐれた薬効があることから、イシャコロシだのイシャナカセだのイシャダオだのの方言を持つってんだから・・・ね。

そちこちにある山野草も、それを説明してくれる図鑑も奥が深い!

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