チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

義母の繕い物

2020年04月11日 04時00分06秒 | 義母とのこと

曇、10度、74%

 老人施設への支払いは入居者自身の介護度や老人施設の種類によって大きく違います。母、義父、義母と3人の入居、支払い、様々な待遇を経験してその開きの大きいことに驚きます。義母は要介護度2で有料老人ホームに入居しています。

 義母の老人施設におけるキーパーソンは私です。細かいことが全て連絡されて来ます。「トイレットペーパーがないとおっしゃっているのでお売りしますがいいですか?」 そんなに近距離ではありません。「お願いします。」と言いました。すると翌月の請求書に途方も無いトイレットペーパーのお値段が記載されます。紙パンツにしても同様です。母や義父の時はトイレットペーパーを持って行ったことも、そんなお電話をもらったこともありませんでした。そこで、義母に「ないものがあったらすぐに電話してね。」と言ってありますが、身近な職員さんにすぐにお願いするようです。

 コロナウィルスの警戒が始まった一月の終わりから実際に義母に会うことは出来ません。それでもこうした日用品、お菓子などを差し入れに行きます。施設内には入れません。玄関前で手の消毒、検温をされて持参したものを渡します。その時職員の方が「義母さんが冬物のクリーニングを別途頼んだようです。」とおっしゃいます。基本の洗濯とウール物の洗濯では別に料金が加算されます。しかもその料金が普通のクリーニング屋さんのそれより高くつきます。「義母がクリーニングにと言ったら、私に連絡ください。」と言うと「まだ出してないと思います。」とビニールに入ったセーターを4枚持ってみえました。

 セーターなどは私は全部手洗いです。干すときに見ると大きな穴が空いていたり、脇の下が綻びていたり、針箱を出して来て繕いを始めました。義母に電話すると「繕いも職員の方に頼んだが、やってくれない。」と愚痴をこぼします。そういえば母の時は穴が空いたりボタンが取れても施設の方が黙って直してくれていました。義母の繕い物をする間、施設への支払いの大きさがどうしても納得いかず、区役所に出向きました。

 区役所の職員の方に詳しくお話を聞くことができました。こんな時ですから区役所はガラガラかと思えば、春の転入、転出で大勢の方が来ています。

 それぞれ種類別の老人施設の料金体制のこと介護度別の市の対応などを詳しく聞くことができました。お話を聞く間、別の職員の方の電話対応を聞いていると私のような疑問がある方がまだたくさんいるのを知りました。

 久しぶりに針を持ちました。針を一手一手進める間、頭はいろいろな考えでフル回転しています。老人施設の支払いを増やさないように私が出来ることはすることが今後の基本です。入居前に説明を受けていてもこんな有様です。入居前に徹底して料金、サービスを調べておくことをお勧めします。


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