曇、9度、78%
昨日、福岡はとても温かな1日でした。春一番が吹いたそうです。ひと月ほど窓を開けていませんでした。家中の窓を開け放ちます。柔らかな空気に春を感じます。
昨年、帰国早々に友人たちから草花の苗や木の苗を頂きました。一年巡って、それぞれに大きくなり、新芽花芽をつけています。一番乗りしたのは「クリスマスローズ」です。香港では暑すぎるのか、切花がほんの数回オランダから入って来るだけでした。どれほど「クリスマスローズ」を育てたかったか、赤紫の「クリスマスローズ」がいくつか花芽をつけて10日、昨日の昼前一輪咲きました。
暖かいと心も緩みます。身体も緩みます。庭をゆっくり観察。90個植えた「チューリップ」、ざっと数えても60個は芽を出しました。 ココさんが散々踏んづけています。さて幾つ花が咲くのやら楽しみです。水仙は父の命日にも旧正月にも間に合いませんでした。それでも芽吹いています。
たくさんの球根を植えました。「スノードロップ」は雪をかぶっても咲き続けました。
珍しい球根を買いました。大きな芽が出ています。花がつくのは5月です。「ココさん、食べないでね。」
葉っぱをすっかり落とした「イチジク」も芽が日に日に大きくなっています。
「レモン」は葉が雪焼けしましたが、大きくなりました。「レモン」も「イチジク」もお庭の木から挿し木したものをいただいて一年、背丈が伸びました。実をつけてくれる日を待っています。
この一年ずっと花をつけているのが「ローズマリー」です。雪にも負けませんでした。
昨年実を結んだ「オリーブ」も新芽が吹いています。
モモさんの供養に頂戴した「花桃」も芽がつきました。この春には地植えする予定です。白い花がつき、可愛い実がなるのはいつかしら。
庭には3種類の「ラベンダー」が植わっています。花や葉を触るとかすかに匂います。寒さの中でも花を咲かせた「ラベンダー」の横には新芽がついた「ラベンダー」が花頃をじっと待っています。
北の庭に回り、「梅」の芽の付き具合を確かめます。昨年大きく切り込んだにも関わらず芽吹きは順調です。高い高いところに、 一つだけ「白梅」が咲いています。一斉に咲くとその香りが庭に満ちます。ウグイスもやって来ることでしょう。
夕方のお散歩にはココさんも久しぶりにコートなし、 私もセーター一枚で出かけました。温かなことがとても幸せな気持ちにしてくれた1日でした。