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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ヨーグルト事情 香港

2015年10月07日 | 香港

雨、25度、98%

 カスピ海ヨーグルトを家で作らなくなって,一年ほどが経ちます。ズルッとした食感に飽きたのもありますし,ヨーグルトを作るためにせっせと牛乳を買いに行かなくてはなりません。今回は飲むヨーグルトではなく食べるヨーグルトの話です。

 ヨーグルトも他の物と同じで、世界中からやって来ます。我が家に一番近い地元のスーパーのヨーグルト売り場です。  一枚の写真では納まりません。しかも、上段下段も切れています。これ全部ヨーグルト。イギリス、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド、フランス。もちろん地元のデイリーファームの物もありますが、 このプレーンと最近登場したグリークスタイルの2種類のみです。グリークスタイル、ギリシャタイプのヨーグルトは普通のヨーグルトから水分を取った重い感じの料理向きのヨーグルトです。内容量475cc。日本のヨーグルトと変わらぬサイズです。このヨーグルト,30年近く前は美味しくありませんでした。やっと,食べられるような味に落ち着いて来ました。

 自分でヨーグルトを作らないので,ならばとこの世界中のヨーグルトを片端から食べてみます。 プレーンな物から果物入りまで様々ですが、サイズが1Lです。 果物入り以外にバニラ風味の少し甘みが付いたヨーグルトがあります。果物の主流はもちろんイチゴ。ピーチやマンゴ、パッションフルーツもあります。日本のような季節限定商品はありません。甘みやヨーグルトの濃さ,酸味はそれぞれですが,おしなべて日本のヨーグルトより濃い,重いヨーグルトです。

 先日、日本で毎日違うヨーグルトを試してみました。値段が高いヨーグルトはぐっとミルクの濃さを感じますが,スタンダードなヨーグルトはサラサラとした日本的なお味です。私には物足りなく感じました。日本のヨーグルトも香港の日系のスパーで手に入るようになりましたが、お値段を比較するとどうしても西欧諸国のヨーグルトに手が伸びてしまいます。写真は食べてみたヨーグルトのほんの一部です。

 香港の高級な食材を扱う店では、 こんなポット入りのフランスのヨーグルトが売られています。プレーンではありません。チョコレート、キャラメル、バニラ,ブルーベリー、パイナップル。容量にして200CCに満たないと思います。こんな陶器のポット入りですから,お値段高めです。ポットが欲しくて買うのですが,実はお味も非常においしい。一遍に2つ3つ食べたいといつも思います。この蓋付きポットは珍しい物です。

 私などヨーグルトの棚の前で、裏書きを見ながらどれにしようかと迷います。迷うほど種類が一杯です。ところが,白人の方々迷わずにカゴに入れるところを見ると,きっとご自分の国の食べ慣れたメーカーの物を選んでいるようです。小さな子供ですら,さっと選んでポイとカゴに入れています。

 今朝は,見出し写真のオーストラリアのイチゴ入りを食べながらキーを打っています。