チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ナノックス

2011年12月31日 | 日々のこと

 小雨、14度、93%

 いよいよ大晦日です。今日一日で、2011年も終わります。なんだか気持ちがしゃんとします。今日は、ライオンから出ているナノックスという洗濯洗剤のことを。

 日本に住んでいると、当たり前、見慣れたものが海外に長く住んでいると、とても新鮮に見えたり驚いたりするものです。香港の、普通の地元スーパーに行き洗剤一般の売り場の前に立つと、それこそ中国産の地元メーカーのものから、アメリカ、イギリス、日本のブランドものが並んでいるのに圧倒されます。台所洗剤の売り場で、小さいということで目を引くのが、日本の台所洗剤です。小型で、濃縮されているタイプです。日本では、当たり前に売られている小型の洗剤、こちらでは珍しいものです。

 日本の小型台所洗剤を、香港人がかごに入れているのを見かけません。私も、アメリカの1リットルのものを小分けして使っています。小さいから目立たない、小さすぎてほんとに脂が落ちるか信用できない、理由は様々でしょう。

 洗濯洗剤に至っては、粉末から液体までどーんと大きな容器が並んでいます。私がここ7、8年使って来たのは、ライオンの古いタイプの液体トップでした。理由は、唯一詰め替えがあるということです。この液体トップは中国産のものです。3ヶ月ほど前、詰め替えを買い置きに求めました。2袋で、安く売っていたからです。その直後、地元のスーパーの洗剤の棚にデビューしたのがナノックスです。大きな容器の狭間に埋もれて売られています。小さいのに日本製ですから、値段も良い値がついています。なんだか、気持ちが動きます。そこで、手持ちの洗剤をいつもより多く使って、早く使い切ることに。一方、スーパの棚のナノックス、ちょっと安くなると、売り切れています。いけません、出遅れているようです、私。

 年の瀬で、カーペットから何でも、じゃんじゃん家で洗ってやっと、古いタイプの液体トップを使い切りました。たかが液体洗剤と言えど、新しいものを使う時は、ワクワクします。

 日本製ですので、シールをはがすと こうなります。今まで、洗剤を仕舞っておいた棚にぐっとスペースができました。日本人は、よく考えるなと、つくづく感心します。家の狭さも、小型化を考える要因の一つでしょうが、洗剤一つから、日本のまじめさを感じます。

 日本では、詰め替えがあるナノックス。香港では詰め替えが、まだ売られていないように思います。次回、日系スーパーに行ったら、まず、詰め替えがあるか調べてみましょう。新しい、洗濯物の匂いがします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする