曇り、28度、87%
夏物の服は生地が薄いので、ブローチをつける機会がぐっと減ります。香港のような蒸し暑いところで生活していると、夏場は余計な物を身にまとうのは、たくさんです。ところが、一旦ビルに入ると、温度の規定はあるもののそんなの無視の、まるで氷室です。外にいるときは、ノーカラー、ノースリーブ、ズボンすらはきません。建物に入ったときのために、一重の木綿にジャケットかカーディガンを持って行きます。
夏用に作られた、マルニにずいぶん以前のブローチです。羽と革と編みぐるみの玉がまるで追い羽根のようです。最近のマルニのブローチは、きちんと作りになってきましたが、以前の物は、まるで素人の手作りのようでした。留めは、上下逆さま、物によっては手縫いで留めてありました。マルニはまだ新しいブランドです。10年ほどではないでしょうか。イタリアミラノが本店です。服は、その年その年の傾向で、自分に合わないときは買いません。ここ3年、マルニで買うのはブローチをたまに。今日は、久しぶりにこのブローチをつけて、秋冬物を見に行きましょう。