雨、27度、97%
エンリーベグリンの物に初めて出会ったのは、15年ほど前でしょうか。香港のセレクトショップジョイスでの事です。茶色のベルトだったように記憶しています。ベルト云々というより、目を引いたのが小さな人形の刺繍でした。
茶系の持ち物が少ない私は、買わずに帰りました。でも、気になります。数日後お店に行ったら、売れてしまっていました。こういう出会いは、忘れがたくシーズンのたびにくまなく探します。再び、ジョイスにエンリーベグリンの物が戻ってきたのは、それから2−3年後です。後で知った事ですが、この間エンリーベグリンは、物を作っていなかったようです。エンリーベグリンを作ったのは、アンリーベグリンさん、イタリアの方です。今では、エンリーベグリンを離れて、アンリークイールとしてやはり革物を作っています。現在の奥様は、日本人。
さて二度目にあったのは、バックでした。やはり小さな人形の刺繍がついてます。この人形の名前は、オミノ。革の鞣しからすべて手仕事で作られます。手縫いですから、ステッチが残って、アクセントになっています。
このブルーのバックは、8年ほど前に求めました。夏に使うので、汚れ、焼がひどくなり、昨年から、普段の買い物のときしか使いません。写真に耐えれるうちに撮っておきましょう。
デザインする人が変わって、最近のスタイルはあまり好きでありません。大きいバックが流行だったのもあります。小さい私は小振りな物がいいようです。しばらく新しい物を求めていませんでしたが、この冬物からまた小さなサイズが出てきました。
エンリーベグリンのお店、本店はミラノですがヨーロッパ、アメリカは5店舗、なんと日本には6店舗です。私のように、エンリーベグリンを好きな方が多いのですね。