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料理教室cariad、美味しいお話とワンコのお話

16歳10か月ビジュ シニアワンコのご飯事情

2014-09-05 | シニア犬ケア~老犬介護~
11月うまれのビジュおじい

16歳半を過ぎてすこし経ちました



コルがきて1年、ディップがきてもうすぐ1年

ギャング達のおかげで元気を取り戻し

毎日ごはんも美味しく食べて良く寝ております

それだけでもう十分

そんなビジュじいさんの毎日のお食事は完全手造り食

14歳位まで普通のドライフードと煮たお野菜のトッピング程度で育ったビジュ

心臓肥大、肝臓、すい臓も弱く食後はお薬を4種類(-_-;)

今でこそ時々具合が悪くなることがあるものの、良く寝てよく食べてるビジュですが

一時は強い吐き気が治まらなくなってしまった時期がありました

強い吐き気止めの注射をうちにいき、

その薬がきれるころにはまた吐き気がおそい

脱水と低血糖で震え・・毎週のように獣医さん通いをしていた時期がありました

震え、床につっぷしている姿をみて

何度覚悟したことでしょう

どんなオーガニックも、無添加も、治療食もプレミアムフードもどれもこれもだめ

具合が悪い時はささみをあげ、回復したらドライフードに戻り、、の悪循環に気付かず

ある時、ふと思い当たり茹でたささみだけを続けていたところ

なんだか落ち着いていることに気が付き

それからだんだんと自己流ながら手作り食も進化していきました



焼いたささみを細かく細かくすりつぶし



その日にある野菜をプロセッサーで細かくして茹で、塩なしの具沢山スープと

おかゆやパスタなど

タンパク質と炭水化物、野菜類同量ずつくらいを

大体頭のハチ程度といわれる分位

頭のハチというのは、帽子をかぶった時の身のある部分というか、こめかみから上部分のあたり



ビジュの場合胃腸の消化機能が落ちているので、食物繊維は少な目です

最初は茹でていたささみも

少し調子がすぐれない時は「わしゃいらん」と・・

焼いたほうがお好きなようです

犬もなることのある認知症予防には魚がいいという説もあり、たらやマグロ、など

切り落としの油少な目のお魚やお豆腐

栄養素的に明確なことがまだいまいち分かっていない犬のごはんですが

ビジュにはあっていたようで

もうかれこれ2年位手作りご飯で生き延びております



それからビジュにあたっては気を付けるのは水のがぶ飲み

食後、水をいっきのみしすぎて、全部なかったことになることがあり

食後は水くれとしつこく訴えてきますが、しばらくはほんの1口ずつ



そして、そのとっても具合が悪かった時は

なんと当時使っていたステンレスの器がいやだったことも(-_-;)

犬も年をとるとワガママになってきて

ドライフードが出来る前の犬達が短命だったのは

きっとご飯に鰹節や、みそ汁と

あまりにも犬にとって必要な栄養素がなかったからではないかと個人的には思っています

犬の栄養が研究され、犬にとって必要な栄養がわかり、

手軽で栄養バランスのとれたドライフードが出来て犬たちの寿命はものすごくのびました

そして同時に病気も分かるようになってきたのは

いちがいにドライフードに問題があるわけではなくて

単純に寿命がのびたことや、昔は病気になる前に亡くなっていたんでしょうね、、

家の中で生活するようになって、犬の変化に気づいたり

人間も動物も医学が進み、病気が分かるようになって、治療方法も確立してきたからではないかと思うのでした

手探りの手作りご飯ですが

ビジュにはあっていたようで

ディップにとられそうになって怒る元気も出て

病気が進むこともなく余生を過ごしてくれています

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