宇宙人の独り言

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ソウルメイト 奇跡を支えた魂の絆

2013年07月06日 | 日記
『ソウルメイト 奇跡を支えた魂の絆』
扶桑社 刊
木村秋則 著



本書の著者は、青森県弘前市のリンゴ農家の木村秋則さん。このプログでも木村さんのことを取り上げたことがあります。著者の木村秋則さんは、農薬で奥さんが体をこわしたことをきっかけに、1978年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培にチャレンジを始めます。10年近くにわたって無収穫が続き、苦難の日々が続いたようです。
木村さんは本書の「はじめに」に、次のように書いています。


「私の生れた故郷、青森県の津軽地方には、「じょっぱり」という言葉があります。
津軽人の気質をあらわす言葉で、「頑固者」とか「強情っ張り」といった意味です。
一度決めたことは、あきらめずにやり遂げる。
自分の信念を、とことん貫き通す。
長い冬に耐え、雪と戦いながら暮らしを紡いできた津軽平野の人々の心には、そんな「じょっぱり魂」が根づいています。
いや、筋金入りのじょっぱりと言えるかもしれません。
絶対に不可能だと言われ続けた無肥料、無農薬のリンゴ栽培に取り組み、約10年間もの間、悪戦苦闘を続けたのですから。
農薬をまくたびに寝込んでいた女房をなんとか楽にしてやりたい。その一心で始めた挑戦です。けれども、農業の常識からすれば、それは無謀以外の何ものでもありませんでした。
人からは嘲笑され、家族は貧乏のどん底を味わいました。私はとことん追い詰められ、死を選ぼうとした日もありました。
しかし、冬がつらく長ければ長いほど、春の喜びがひとしお身にしみるように、苦労が多ければ多いほど、その苦労が実ったときの嬉しさはこの上ないものです。
枯れかけた木が回復し、真っ白いリンゴの花が再び咲いてくれた日のことを、私は今も忘れることができません。女房は泣いていました。私の目にも熱いものがこみ上げてきました。……」


10年の苦難の日々を経て、ついに木村さんは完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させます。現在は、リンゴ栽培のかたわら、国内外で農業指導の活躍をされているといいます。そして著者自身の苦難の日々と成功への奇跡が描かれた映画『奇跡のリンゴ』がいま全国東邦系映画館で上映されています。

木村さんのユニークなところは、完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させたことも去ることながら、色々と不思議な体験をしていることです。宇宙人と遭遇したり、UFOに乗せられて宇宙へ行ったり……。そして木村さんはこのような体験を自分が特別だから、とは思っていないのです。本当に大切なものは、目には見えない。見えないものを見る努力をし、夢に向かって゛バカ゛になろうよ、と木村さんは言います。


以上


ソウルメイト
木村 秋則
扶桑社


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