宇宙人の独り言

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超マインドコントロール

2011年10月03日 | 日記
 池田整治さんの確か3作目になると思いますが、マインドコントロールシリーズの『超マインドコントロール』(マガジンハウス)が9月に刊行されました。

 池田さんは、元自衛隊陸将補だけあって情報収集力に長けておられます。
 本書も情報が盛りだくさんで、分かりやすく、読みやすいものになっています。

 情報が多岐にわたるので、目次の項目だけでもご覧下さい。
 次のとおりです。

▼原発事故はまだまだ収束していない!
▼福島第一原発事故以降ますます元気な東京電力
▼御用学者の費用も国民が負担している!
▼放射性物質に対する日本と外国の温度差
▼静岡茶葉の汚染は浜岡原発が原因だった!?
▼ウソ八百だった東電発表
▼「30年間は故郷に帰れない!」どころではないフクシマの実態
▼フクシマの真実
▼経産省には泥棒と警察が同居している
▼原発立地自治体が財政破綻するカラクリがわかった!
▼やらせメール風土を育んだ温床
▼住民をわざわざ放射性物質で汚染させた政府の「事なかれ主義」
▼愚かな政府の下ではどんな技術も宝の持ち腐れになる!
▼年間20ミリシーベルトの被爆量は労災に認定されるほどの危険値
▼二重に騙されている福島県民
▼隠蔽するから信頼を失った!
▼世界中だれも信じていない地球温暖化問題
▼計画停電などする必要はない!
▼自家発電が進めば電力会社はいらなくなる!
▼まず東京電力がいちばん最初にすべきこと
▼もんじゅは再稼動させてはいけない!
▼原発はテロリストに狙われたら終わりだ!
▼日本にふさわしい再生エネルギーとはなにか?

▼民主党政権だから愚かになったのではない!
▼国民の命よりもマインドコントロールに懸命な政府
▼国益からはほど遠い政府、東京電力、経産省
▼原発はアメリカの押売りだった!
▼原発のブラックボックスは相変わらずアメリカが独占している!
▼アメリカとGEに訴訟を起こせ!
▼「日本の脱原発」で大儲けを狙うアメリカ!
▼実はすでに核武装していた日本
▼孫正義の野望はアメリカと直結している
▼キッシンジャーの復活が意味すること
▼いつの時代もどの国もエネルギー確保が国策の筆頭!
▼太平洋戦争も愚かな軍事官僚のせいで負けた!
▼石油だけ確保すれば戦争などしなくてよかった!
▼愚かなリーダーが国を滅ぼす
▼戦争は始めるよりも終わらせるほうが難しい
▼「日本は官僚が支えている」という錯覚
▼第三の開国「TPP」をめぐって官庁が対立している!
▼アメリカは大豆禁輸で世界中に迷惑をかけている!
▼TPPの影響をまったく受けない日本

▼経済の実態はその場しのぎのたこ足食い
▼地方財政はすでに破綻している!
▼オバマ政権の経済高官はすべて消えた!
▼ストロスカーンがはめられた理由
▼フォートノックスには最初から金塊などなかった!?
▼総理大臣就任直前にはめられた小沢一郎とストロスカーン事件は酷似している
▼差別と貧困、略奪と戦争が好きな国アメリカ
▼リンカーンは黒人の味方ではなかった!
▼大統領などだれがなってもこんなもの――ヘレン・ケラーの絶望
▼ベトナム戦争の目的はイラク戦争と同じだった!
▼オサマ・ビンラディン暗殺の目的
▼日本人よ、トモダチ作戦に騙されるな!

▼起こるべくして起きた中国新幹線事故
▼ほんとうの理由は賄賂体質と手抜き工事
▼どうせ穴の中、事故究明は期待するだけ無駄!
▼世界中からカモにされる中国人
▼学生の就職難が社会不安を煽っている!
▼「黄巾の乱」に酷似する現代の中国
▼漢民族などいなかった!
▼中国とアメリカの対立に巻き込まれてはいけない!
▼日本の戦略は「じっと待つこと」

▼たかられるのはもうやめよう!
▼徳川幕府は意外に情報通だった!
▼列強のやり口をとっくに理解していた!
▼オランダの新聞を読めばヨーロッパすべてがわかった!
▼参勤交代は情報メリットがたくさんあった!
▼菅政府と比較にならないほど機敏な江戸の地震対応
▼江戸は住人の自治システムで機能していた!
▼花魁として生きていける福祉制度があった!
▼日本列島改造論の先駆けは徳川家康
▼江戸の町は世界一清潔なリサイクル社会だった!
▼江戸の庶民の楽しみは小旅行
▼江戸時代から日本人は教え好きで勉強好き


 これらの中で特に気になったのが、次の二つの項目です。
 
 一つ目は、▼原発事故はまだまだ収束していない! です。

 福島原発事故は、一応収束に向かっているかのようなマスコミ報道がなされています。ところが池田氏は、福島原発事故はまだまだ収束するどころか、むしろ発電所から放射性物質は漏出し続けていて、累積した高濃度汚染水は極めて深刻な状態にあるといいます。

 いちばん注意すべき問題は、四号機です。メディアは一切発表しませんが、以前から四号機建屋が危ないと指摘されていました。最上階の5階には、1331本の燃料棒を冷却する燃料プールがあるからです。これが落下すれば核爆発に発展し、「レベル7」では済まないといいます。
 この建屋がいま崩壊の危機にあることはほとんどの国民も被災者も首都圏に住む人たちも知らないと池田さんは言います。
 報道規制が徹底されていて、いつものことですが国民には真実が知らされないのです。


 二つ目は、▼実はすでに核武装していた日本 です。

 池田氏は次のように言います。
――今回の福島原発事故で気づいた人が少なくないと思いますが、実は日本は核武装国家なのです。なぜなら、原発=核兵器そのものだからです。たとえば、あの「もんじゅ」が爆発したら、朝鮮半島はもちろん、中国からモンゴル、ロシア東部、フィリピン、ベトナム、ラオス、タイ、バングラディシュ、インド、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ……つまり、太平洋戦争で日本軍の戦地となった地域(=TPPの地域)はすべて消えてなくなるだけの核兵器なのです。・・・・・――

 現に、3・11と原発事故が起こって、外国人は蜘蛛の子を散らすように日本列島からいなくなりました。外国人は放射能の恐さを知っているのです。日本人はその点、少し鈍感なところがあるようです。

 使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出せば、そのまま簡単に核兵器に転用できるのです。世界一の技術力を誇る日本人には恐らく簡単なことでしょう。
特に、アメリカは本気になってこれを心配しているようです。彼らはいまだに恐れているのは日本の復讐だと、池田さんは指摘しています。日本を核武装させたら最後、アメリカと第三次世界大戦を戦うことになる、と本気で考えているのです。アメリカの上層部になればなるほど確信しているといいます。池田さんは元自衛隊幹部だったので、実感としてアメリカの心理がよくわかるのでしょう。

 とにかく、『超マインドコントロール』を手にとって読んでください。お勧めします。

以上

超マインドコントロール 日本人はいつまで騙され続けるのか!
池田 整治
マガジンハウス



 




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