宇宙人の独り言

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テレビはマインドコントロールマシン

2013年02月22日 | 日記
テレビがアメリカ社会に本格的に登場したのは、1940年代といわれています。テレビは、その創成期から民衆を操作するために利用されてきた歴史があります。テレビによる消費者運動やサブリミナル効果を狙ったマインドコントロールに使われていることも判っています。

たとえば、アメリカでは、マンガのテレビ番組の映像に自由の女神像を密かに差し込んで愛国心を盛り上げたり、フランスでは、テレビ番組に大統領再選のスローガンを入れたりしているといいます。また、オーストラリア・テレビ界のサブリミナル計画に、情報機関が資金を出しているともいわれます。

ジム・キース氏は、『ナチスとNASAの超科学』(徳間書店)という本の中で、CIAのサブリミナル映像が放映され始めたのは1984年であると言い、その手順を次のように述べています。

「(中略)
 1984年7月7日:アーテロアで、第二チャンネルの午後6時から深夜までサブリミナル宣伝が流される。
アメリカでは、CIAがサブリミナル通信を準備。ニュージーランドの選挙が迫るや、労働党、ニュージーランド党に投票し、マフィアの製品を買うよう有権者に働きかける。
 1987年2月27日:キウイ・テレビの画面に新しいサブリミナル・メッセージが現れた。゛皆さん、こんにちは。もっとお金を儲けましょう。労働党に投票しましょう゛。゛車を買いなさい。今すぐに買いなさい゛とのメッセージもあった。一番ひどいのは゛壊せ。憎め。奪え。なぐれ。殺せ。暴力を使え゛というものだ。この期間、こうしたメッセージが1時間に4回の割でオーストラリアのテレビ局から流れた」

日本では、精神科医の書いた『テレビの大罪』という本が2年ほど前にベストセラーになりました。著者は、和田秀樹さんという精神科医で、その続編『テレビに破壊される脳』が昨年出版されました。その中で著者は、精神科医の立場に立ってテレビ批判の本を書いたのに、テレビ局からはまったく生放送の出演依頼はこなくなったそうです。テレビ局は、批判書を出すことに、圧力をかける力を持っているのだろうということです。

続編『テレビに破壊される脳』の内容です。

日本人の心身を害し、国を滅亡に導くテレビのマインドコントロール

①CMがアルコール依存症による死を生み出している
②検証なき「福島・放射能」報道が心身の被害を拡大
③「依存ビジネス」を拡散して日本経済を殺している
④テレビは子どもたちからいかに学力を奪っているか
⑤格差社会をますます広げる「愚民礼賛ドラマ」の害
⑥日本社会を混乱に陥れる「B層洗脳」の恐怖 ほか

この中の⑥についてですが、これについて著者の和田さんは次のように書いています。

――あまり知られていないことですが、小泉氏が首相のときに用いた手法に「B層戦略」というものがあります。これは、郵政民営化を含む構造改革を推し進めるために、当時の内閣府がスリード社という広告会社に依頼し、国民の支持を得るための手法を分析したものです。
 その結果、国民を4つの層に分けて、そのうちのある特定の層に向けたアピールを展開するという手法を採用したのです。

 A層=「IQが高く構造改革に肯定的。大企業トップの勝ち組やマスコミ」
 B層=「IQが低く構造改革に中立か肯定的。主婦層や若者、老人層」
 C層=「IQが高く構造改革に反対」
 D層=「IQが低く構造改革に反対。失業者など」

 このように国民を4つに分けたのですが、小泉内閣が構造改革を推し進めるために、メインターゲットとして狙いをつけたのはB層でした。B層はもっともテレビをよく観る層であり、テレビ自体のメイン層でもあるわけです。
 スリード社がこうした分類を行ったことは2005年の国会で明らかになり、そのマーケティング戦略が物議をかもしましたが、それはともかく、小泉氏の思惑どおりに事が運んだといえるかもしれません。
 ともあれテレビというのは、短い時間で白か黒か、善人か悪人かを決めたがります。そのほうが視聴者にわかりやすいし、視聴率が取れるからという理屈です。そうしたテレビ側の事情と小泉氏の手法はぴったりと一致し、空前の小泉フィーバーが起こりました。小泉氏は構造改革に反対する人たちを「抵抗勢力」と呼び、排斥しました。そして、テレビも改革がすべて善であり、それに従わなければまるで関係業界の利益を代弁する悪人かのように報じていました。(以下、略)―

これなどは、政治(家)とマスコミとが結託して、国民をテレビを使ってマインドコントロールしたよい例かもしれません。

以上


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