『リアルファンタジア2012年以降の世界』 アメーバブックス 山川健一 著
プロローグから著者の言葉を引用します。
――(略)そんな折、自分自身の内側のさらに向こう側の声を聞くための新しい方法として、ぼくはヘミシンクに出会った。
あなたもそれを体験すれば、日常生活が変わるはずだと思う。僕の場合はそうだった。そいつはただの音にすぎないのに、ドラッグを超えている。
目に見えているだけが世界のすべてではない。肉体と共に生きている間だけが「私」なのではない。既に亡くなっている人とはプツンとラインが切れていて、二度とコミュニケートできないわけでもない。
誰にでもガイドと呼ばれる存在がいて、ぼくらは彼らと共に生きている。
ヘミシンクを知ったおかげで、僕は死後の世界が存在することにも確信を持つことができるようになった。それに、宇宙というものをリアルに感じることができるようになった。「2012年」という言葉に象徴される困難を乗り切ってその向こうの透明な世界に行くために、とても大切な世界がそこにはあった。
本書は、その体験レポートである。(以下、略)――
山川さんの出会った「ヘミシンク」について
ヘミシンクというのはロバート・モンローさんが考え出した音響技術で、人の意識を意図的に変性意識へ導く技術です。このモンローさんはラジオ番組の制作会社を経営するビジネスマンだったのですが、体外離脱体験をするようになりました。あまりに頻繁に体外離脱が起こるので、その原因を解明する必要にかられ、私費を投じてアメリカにモンロー研究所という研究施設を作りました。この施設は人間意識について研究を行う非営利団体で、ヒッピーのコミューンでも宗教団体でもありません。科学的な考察に基づいた研究所です。
日本では、『死後体験』シリーズを書いている坂本政道さんがヘミシンクに詳しいです。モンロー研究所にも何度も訪れているようです。
著者の山川健一さんはもともと小説家です。この本は物理学、宇宙論も学べて、とても楽しい本です。
本書の目次は次のようになっています。
プロローグ∕豊かな果実
第1章 ヘミシンクで知る温かく美しい故郷としての宇宙
第2章 体外離脱、海に浮かんだ光の球、オーラ体験
第3章 オーラと一体化する
第4章 新時代のシャーマニズムとしての宇宙論
第5章 人間がいるから宇宙が存在する――マジで ?
第6章 ぼくらは孤独ではなく人生には深い意味がある
エピローグ/2012年の選択
「まとめ」のためのノート
以上
プロローグから著者の言葉を引用します。
――(略)そんな折、自分自身の内側のさらに向こう側の声を聞くための新しい方法として、ぼくはヘミシンクに出会った。
あなたもそれを体験すれば、日常生活が変わるはずだと思う。僕の場合はそうだった。そいつはただの音にすぎないのに、ドラッグを超えている。
目に見えているだけが世界のすべてではない。肉体と共に生きている間だけが「私」なのではない。既に亡くなっている人とはプツンとラインが切れていて、二度とコミュニケートできないわけでもない。
誰にでもガイドと呼ばれる存在がいて、ぼくらは彼らと共に生きている。
ヘミシンクを知ったおかげで、僕は死後の世界が存在することにも確信を持つことができるようになった。それに、宇宙というものをリアルに感じることができるようになった。「2012年」という言葉に象徴される困難を乗り切ってその向こうの透明な世界に行くために、とても大切な世界がそこにはあった。
本書は、その体験レポートである。(以下、略)――
山川さんの出会った「ヘミシンク」について
ヘミシンクというのはロバート・モンローさんが考え出した音響技術で、人の意識を意図的に変性意識へ導く技術です。このモンローさんはラジオ番組の制作会社を経営するビジネスマンだったのですが、体外離脱体験をするようになりました。あまりに頻繁に体外離脱が起こるので、その原因を解明する必要にかられ、私費を投じてアメリカにモンロー研究所という研究施設を作りました。この施設は人間意識について研究を行う非営利団体で、ヒッピーのコミューンでも宗教団体でもありません。科学的な考察に基づいた研究所です。
日本では、『死後体験』シリーズを書いている坂本政道さんがヘミシンクに詳しいです。モンロー研究所にも何度も訪れているようです。
著者の山川健一さんはもともと小説家です。この本は物理学、宇宙論も学べて、とても楽しい本です。
本書の目次は次のようになっています。
プロローグ∕豊かな果実
第1章 ヘミシンクで知る温かく美しい故郷としての宇宙
第2章 体外離脱、海に浮かんだ光の球、オーラ体験
第3章 オーラと一体化する
第4章 新時代のシャーマニズムとしての宇宙論
第5章 人間がいるから宇宙が存在する――マジで ?
第6章 ぼくらは孤独ではなく人生には深い意味がある
エピローグ/2012年の選択
「まとめ」のためのノート
以上
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