私のお世話になっている句会がこの12月を持って閉鎖されることが決定されました。
あと、残すところ4か月余りとなりました。
メディアに投稿して切磋琢磨するのが進歩の道ということで、
任意ですが成員さんは角川俳壇へ投稿していました。
私もその中の一人。平成18年から始まったその制度に私の名前もぼちぼち載せていただくことになりました。
ある年は、年間総合入選成績がトップの座に踊りでたこともありました。
句友が「水星のごとく現れた!」と形容してくださったこともありました。
私の句歴が残っている俳句誌、毎号の特集記事も多々あり、なかなか捨てがたいものです。
ですが、句会閉鎖となれば、もう購入する必要もないかなと。
定期購読をしていたので、それもキャンセルしておいた。
投稿そのものは来年の一月までは済ませてある。入選すればそれまでは私の名前も確認できる。
ということで、今月号の9月号はどうかなと、昨夜仕事の帰りに、いつもとは違う本屋さんへ立ち寄ってみた。
週刊誌や漫画本の立ち読みなら兎も角、専門誌の立ち読みって気が引けるわね^^;
入選してなかったら、それこそ、パラパラめくりで帰ってこれば良いことで^^;
小さい字の中から自分の俳号を探すのは無理なので、胸元に老眼鏡を^^;
万が一、並入選で、一人の選者先生の名前なら覚えて帰ることも出来る。
要は買わないつもりだった。
ところが、買ってしまうことに^^♪
入選していたんです、それも2句も。しかも1句は「秀逸」入選^^v
メガネをかけなくても十分確認できるのでした^^v
で、家に帰ってからよくよく観ると、もう一句、並入選ですがとっていただいてました♪
さて、その秀逸入選句とは。
その句意は。
母は病弱でした。ま、父の長期入院もあって無理をしていたこともあってですね。
時に、気弱になるんです。
「もう、参らして貰ったほうがええわ」。
「参らして貰う」とは、「命がなくなってもええわ」「仏になりたい」という意味です。
・・・淋しい言い方ですね。
養女の私は自分の存在がかえって負担になっているのだとも思いました。
高校を中退して、働かなければとも思いました。
今になって、持病を持ったりしている私だから母の気持ちは理解できるようになりましたが、
その時、こう言ったのを憶えています。
「お母さん、それは違うよ、じゃあ一体私は何でここにいるの?」
父は、盆、正月には外泊をしに来ていました。
「・・・makoに叱られたわ・・・」と話しているのを聞いてしまいました。
父母のひそひそ話青簾󠄀 駄句mako
母は、父が側に居てこそ、私を養女にした意味があるというもの。父も然り。
「叱られた」と報告したのは「弱気ではあかんな」という意味だと話の流れから判りました。
あの時、もっと優しいことばをどうしてかけてあげられなかったのでしょう。悔やまれます。
明日は、2句目の入選句のことを。
境涯俳句ではなく、自然を詠んだ句でした^^