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まっかちゃんのブログ

シニアが社会を変えよう! 生涯学習、生涯現役、生涯元気
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「沓掛時次郎」と長谷川伸の女人賛歌

2014-08-01 23:11:00 | 文化・文学・アート
立命館大阪プロムナードセミナー 木津川 計「名作映画のロマンティシズムー純愛と母性ー」の第3回「沓掛時次郎」長谷川伸の女人讃歌、を受講しました。会場は満席でした。講義の内容は以下の通りでした。

幼少時、母と別れた男の子が成長して作家になると少なくない割合で母を恋い、思慕の情を強める。三木露風は5歳で、清水かつらは4歳で母と生別している。やなせたかしは7歳で母親と生別したが、無力の者への共感がある。「手のひらを太陽に」を作詞した。まど・みちおは5歳で母と生別し、祖父と二人で4年間暮らした。「ぞうさん」は動物が動物として生かされていることに誇りを持っている。

映画「瞼の母」と「関の弥太っぺ」を上映(一部分)した。「関の弥太っぺ」では、見返りを求めない。「瞼の母」では、裏切られてもなお母への思慕を失わない忠太郎像を描いた。グレタ故の股旅にあっても、愛し思慕する女性への純愛や献身に命を尽くす、それを股旅たちの失われない心情としたのである。 
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「君の名は」と菊田一夫の慕情一筋

2014-06-27 23:20:25 | 文化・文学・アート
立命館大阪プロムナードセミナー 木津川 計「名作映画のロマンティシズムー純愛と母性ーの第2回「君の名は」と菊田一夫の慕情一筋、を受講しました。会場は満席でした。講義の内容は以下の通りでした。

幼少期に母親と生別した作家(長谷川伸、水上勉など)は心優しく育ち、女性に捧げる純愛や献身、憧憬や聖化のこころ美しいドラマを生んでる。アンパンマンのやなせたかしは7歳で母親と生別した。童謡「手のひらを太陽に」を作詞をした。童謡詩人のまど・みちおは5歳で母と生別している。「ぞうさん」は象が象として生かされていることが素晴らしい。

「君の名は」は昭和26年4月からNHKラジオで始まり、1年の予定が2年間続いた。映画は昭和28年、松竹が岸恵子、佐田啓二主演で映画化、大ヒットをおさめた。映画的には価値はないが、興行的には大成功だった。映画「君の名は」の全編を貫くのは純愛ではなく互いの慕情であった。詳細は[こちら]をご覧ください。
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「一本刀土俵入り」-長谷川伸と股旅の女性崇拝-

2013-08-11 23:53:02 | 文化・文学・アート
 2日立命館大阪キャンパスで、立命館プロムナードセミナー「木津川計『一人語り』の思想」の第3回「『一本刀土俵入り』-長谷川伸と股旅の女性崇拝-」を受講しました。
 14時に会場は真っ暗になり、やがて木津川さんの場所だけが明るくなりました。木津川さんが、長谷川伸の『瞼の母』の一人語りを始めました。長谷川伸のプロフィールを紹介した後に、『沓掛時次郎』そして『一本刀土俵入り』の一人語りをしました。続きは[こちら]からご覧ください。

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「父帰る」-なぜ父は帰ってこられたのか-

2013-06-30 00:25:42 | 文化・文学・アート
 28日立命館大阪キャンパスで、立命館大阪プロムナードセミナー「木津川計『一人語り劇場』の思想」の第2回「『父帰る』-なぜ父は帰ってこられたのか-」を受講しました。
 14時に会場は真っ暗になり、やがて木津川さんの場所だけが明るくなりました。その後、木津川さんが菊池寛の「父帰る」の一人語りを始めました。大正6年に発表された時には目立たぬ作品であったが、大正9年に二代目市川猿之助によって舞台化されるとこれが絶賛されました。続きは[こちら]からご覧ください

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「王将」-阪田三吉が利用された時代-

2013-06-30 00:13:31 | 文化・文学・アート
 4月26日立命館大阪キャンパスで、立命館大阪プロムナードセミナー「木津川計『一人語り劇場』の思想」の第1回「『王将』-阪田三吉が利用された時代-」を受講しました。
 14時に会場は真っ暗になり、村田英雄の歌う「王将」とともに通天閣の映像が映写されました。その後、木津川さんが「王将」の一人語りを始めました。続きは[こちら]からご覧ください。

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