。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

小塩山に遊ぶ♪

2013-01-13 | 野山を歩く

頂には、送信所や無線中継所のアンテナがいくつも並ぶ小塩山。
麓から緩やかなアスファルト道が続く。

さて、覚悟をきめて歩こう!!
一般車両進入禁止の車止バーからわずかで、山頂まで5kmの標識があった。

すぐに林道の道しるべを見つけ、これ幸いと進路をとった。
急坂を見上げ、近道っぽい気がしたからだ。
しかし、ここ最近は誰も通っていないだろうと推測される。
道筋の落ち葉に、踏まれた形跡がまったくない。

随分と時間を費やし、やっと舗装道に合流した。
ちょうど標識のある地点。
かなり距離は縮んだはず・・・なのに・・・あと4km!!
期待はもろくも崩れ去り。。。
1km分どころの苦闘じゃなかったのに・・・ありゃりゃ~。

その後は、ひたすらアスファルトを踏みしめることに。

もちろん車は通らない。
ましてや、今の時季に人を見かけることだってないだろう。
と、静まり返った山間を登る。

ところが、突然原付バイクが傍らを走り抜けた。
買い物帰りの地元民って感じだが、上に向かってそれはないか。
・・・いったい・・・??
不思議を抱えたまま、ここで滑らなくてよかったよねと話す。
目前の日陰は凍てついていた。

 

頂上には、淳和天皇陵がある。
あれ~そこで謎が解けた。
先ほどのバイク男性がいるではないか。
陵内の掃除当番みたい。
ご苦労様で~す。

吹き荒ぶ寒風が唸り声をあげ、森を断ち切る。
千切れそうなほど揺さぶられる木々を、離れた場所から傍観する。

ベンチなど何処にも見当らない。
日向の階段に腰掛けて、一休み。
風もなく高所と思えぬ八つ時に、おにぎりを食む。

「こんにちは。」
一人の若者が、前を横切った。
その日出会った、唯一の登山者だ。

下りは、道の様子がよく見下ろせた。
今度こそは時間短縮とばかり、またまた林道に入る。
懲りもせずに。

急斜面に岩や木の根が飛び出す細道は、落ち葉でびっしり覆われている。
衝撃を吸収してくれるから、膝への負担が軽減されていいや。
などと、のん気でいられたのは露の間だった。

予告なしの落とし穴。
足首の上まで、落ち葉に埋もれた。
いささかでも気を抜こうものなら。。。
滑るは、落ちるはの障害物に見舞われる。
葉床の下には、V字溝が隠れているはずだ。
靴底の感触が教えてくれる。

大小の悲鳴をあげ、騒がしいったらない。
自分でもおかしくて、笑い出す。
大自然と遊ぶのは、とっても楽しい。
童心に返るとはこのことだ。

                  落ち葉豊富な今ならではの 
                  おもしろい山歩きとなった。

 



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