。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

天滝(てんだき)を仰ぎ見る♪

2015-12-19 | 野山を歩く

幾度となく天候に見放され、年内は無理かと思われた天滝へついにやってきた。
風はなく薄日もさし、歩くには程よいコンディションだ。
駐車場には、既に4台が止まっていた。

 

準備も整い、さあ出発。

秋が、その色を潜め冬へ移行しようとしていた。
厚く降り積もった、名残り秋の落ち葉を踏みしめ上る。
ほどよく湿り気を帯びた葉っぱの道は、たいそう足に優しい。

キリッと張りつめた山間に絶え間ぬ水音が、気分をシャキッとさせた。
すれ違うのがやっとこさの階段道は、慎重に足を運ぶ。

山手から細い流れが行く手を横切る。

「滑落注意」を呼びかける立札を横目に、ひとまたぎ。

もう一か所も、難なくクリア。

流れが速く、轟音に遮られて声が全く届かない。

幾つかの滝を確認しつつ、上流へと進む。
この階段を上り詰めると、いよいよ天滝。

落差98mの全景が目前に現れた。

岩盤の突起が流れを分かち、幾筋もの複雑な軌跡をえがく。

予定通り、天滝から俵石を目指すことにしよう。
天滝を回り込むように進むと、観瀑台からは味わえない絶景が迫り来た。

名付けの由来通り、天から降るかのように流れ落ちる雄大さに見惚れる。

徐々に滝から遠ざかり、川の流れが緩やかになる。
一方で、たどる道は急斜に激変した。

九十九折りの細道は、いつ終わるとも知れない。
途中で立ち止まり身を起こそうものなら、リュックの重みも手伝って後ろへ倒れそうな恐怖感に襲われる。
それに耐えて遅々と上る、ひたすらのぼる。
しかし、ふと考えた。
どうにか上ったとして、下りは。。。

ストックもないし、ちょっと無理かも~と言うことで踵をかえした。
規則正しく俵を積み重ねたように見える俵石に興味あったんだけど。。。

駐車場へ戻る頃には、山の上空から日光は遠ざかり風も吹きかけた。
どうやら、頃合の下山となったようだ。

 

 

 

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