この雨は、とうぶん止みそうもないなぁ。
そうだ・・・オムライスを食べに行かない?
どこへ?
大津まで。
なんでまた、そんな遠くなん?
と、降り続く雨とはまったく無縁のやりとり。
パンフレットの整理をしてて、見つけてしまったんだなぁ。
未知のオムライス店の栞を。
どの店だか忘れたが、そこに置かれていたのを持ち帰ったものだ。
屋外へ誘ったわけじゃなく、賛同を得るのに時間はかからなかった。
我が家~セルポワ行、発車オーライ!
ちょうど昼どき。
重いガラスドアを入ると、横一文字のカウンター席。
それに沿って、奥の厨房は活気付いていた。
大きく吹き抜けた造りは、それだけで十分に贅沢感を味わえる。
二階フロアの奥まった席に着いた。
一階との空間つながりは、開放的でありながらも、妙に落ち着く。
私は気になるミニコースをいただいた。
本日の前菜・おみそ汁・小さめオムライス・シャーベット・コーヒーorハーブティー。
オムライス小さめなのが私向きかなと思って。
種類はもちろん、好みのサイズまで選べるオムライス屋さんだ。
小さめ、並、大盛、特大。
もう一つ、小さめの小さめってのを見落としていた。
最小(とは書かれていない)があったんだよねぇ。
それも含めて、サイズは五段階。
私は最小でよかったかもって後悔しきり。
並サイズにした二人は、満腹の域を超えてしまったようだ。
しかしながら、完食できたのは優しい味つけゆえのこと。
*本日の前菜盛合せ
・オイル煮サンマとルッコラのサラダ
・さつまいものテリーヌ
・カボチャ、豚肉のコンフィ、玉ネギの
チーズパン粉焼き *昔ながらのチキンオムライス
*ハッシュドビーフのオムライス *和風しょうゆ味
しぐれ煮オムライス
オムライスは申し分ない。
その上で、特筆すべきは前菜だ。
どれも手の込んだ、見た目も味も綺麗な別嬪絶品の値打ち物ぞろい。
リンゴの甘酸っぱさが濃厚なすっきりシャーベット。
胃袋も、糊付けしたワイシャツのようにキリッと引き締まる。
オーダーが立て込み、待ち時間が長くなった。
しかし、全く気にせず過ごせる空間。
おもしろい、あるいは素敵なオブジェがいっぱい。
水を満タンにしたガラス瓶が壁面にずらりと並ぶ。
それが話題になったりする。
遊び心もしゃしゃり出る
ほんわか卵に包まれた
楽しく美味しいオムライス屋さん
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