是が非でも訪れたかったのが、ここ『兵庫県立淡路夢舞台温室 奇跡の星の植物館』。
展示物の入れ替え中で、まさかの閉館にショックを受けたのが4年前のこと。
今度は、開館確認と共に、入館料の割引情報収集も手抜かりなし。
600台収容可能の淡路夢舞台地下駐車場は、ほぼ満車状態だった。
シルバーウイークだから、ここだけが特別ってわけではないだろうけれど。
空きスペースを短時間で見つけられたのはラッキー。
ちょうど昼にさしかかり、お腹もほど良く空いてきた。
レストラン街でランチタイムにしよう。
だが、考えることは皆おなじ。
何れの店舗も漏れなく、予想通り長蛇の列。
全てが20組前後の順番待ちだ。
諦めモードでうろつくうちに、ショップに併設のファーストフード店を見つけた。
同じ待ち列でも、進み具合は早いはず。
並びながらメニューを決め、やっと番が回ってきた。
ところが、そこで耳を疑う言葉を聞くことになる。
え”~っ!?なんと~!!注文から40分待ち!?
そんなに待っちゃいられない。
地元民ならともかく、遠方からのよそ者にとって、待ち時間ほど無駄なものはない。
てな訳で、先に植物館へ入った。
観光客は食い気に走っているから、館内はめちゃ空いている。
空きっ腹をかかえつつ、よい選択だったと強がる面々。
ほぼ貸し切り状態の館内を、誰に邪魔されるでもなく好きなように歩き回る。
花や緑に囲まれて、気持ちはどんどん和いでゆく。
テーマごとに6つの展示室があり、それぞれに趣きがあって目にも楽しい。
ひとつひとつ丹念に作られた芸術作品は、どこを切り取っても絵になる。
この広い空間でさえも独り占めできちゃう。
空腹であることをすっかり忘れてしまうほど、感動が続いた。
鑑賞し終わる頃になって、再びお腹の虫が騒ぎ出した。
ファーストフードならもう大丈夫かな、と戻ってみれば、まだまだ人の列は続いたまま。
植物館でゆっくりし過ぎたこともあって、諦めることに。。。
結局、車に戻ってから、持参のクッキーやおかきで虫養いをした。
そんな事でさえも、忘れられない思い出となるに違いない。
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